【自分のカケラ】

最近の私は、ずっと自分のカケラを探してる。

自分のカケラ、この言葉が好き。
何故かフッと浮かんでくる。
この言葉こそが、キラキラ光るカケラのような。
不思議な響きの言葉。

                    
自分を知るのが怖かった。

心の隅に、封印された箱がある。
でも何が入っているのか、見るのが怖くて...。

開けたらきっとザワザワする。
心が揺れる。
真っ黒いものが襲ってくるかも。
きっと悪いものばかりだから、開けない方が良いかも。

色んな言い訳を並べて、ずっと置いておいた。
そんなの見たくない!って。
それでも気になって仕方なくて。
箱があるって、いつもずっと意識してた。

                    
いつだろう?高校時代?
思春期の揺れる心。
友情と恋愛が入り乱れる、 濃密で狭い人間関係。
大人ほど包むのが上手くないのに、
子どものように剥き出しでもない。
不器用で、まっすぐな言葉。

そんな言葉と感情が一致してないことに混乱して、
人が怖くなった。

                   
自分の感情が揺れる事も、怖くなって…
自分のままならない感情の揺れ。
それが怖くて「好き」を封印した。

                   
感情が揺れないと、暮らしはとてもシンプルで。
単調だけど平和だった。

言葉の裏を読まないって、楽だった。
気付かなければ、揺れないから。
鈍感力が増していって。
あんまり笑わない。
泣くことなんて、ほぼなかった。

                   
それでも、やっぱり心は正直で...。
                   

いつも何か足らない、満たされない。
漠然とした不安を常に抱えていて。

望んだ平穏は、モノクロの写真みたいで...。
自分で選んでるのに、未来が来るのが怖かった。
その先の未来が、怖かった。

                   
UEと出会って、感じることを思い出して。
クリアリングで出てきた本音。

ありのままの自分でいたい
自分が大事
人の幸せはどうでも良い(⁉︎)

驚くほどに、自分・自分・自分。
何度クリアリングしても、
出てくる答えは「自分を知りたい!」で...。

ずっと気になっていた、
あの箱を開ける!と腹を括った。

                   
箱の中身は、私のカケラだった …。
                    

子どもの時に持っていた宝箱。
海で拾った、丸くて優しい色のガラス。
波の音がする巻き貝。
公園で拾ったドングリ。
庭で見つけた、蝉の抜け殻。
夜店で買ったガラス細工。

大事にしていたのに。
いつの間にか、どこかに行ってしまった...。
そんな愛おしいカケラ達。

                   
あぁ、ここにいたんだ…って。
色がついた気がした。

                    
ありのままの私は
ビックリする位、感情の振れ幅が大きくて。

最初は振り回されたり、
感じるだけでも体力をゴリゴリ削られた。

反射的に反論したくなる自分に、戸惑ったり…。
嫌だな、と思ってしまう自分を責めたり。
                   
でも【生きること = 感じること】だから。
単調だけど、平和で楽。
そんな昔に戻りたいとは思わない。

感じる事が当たり前だったら、
こんなに「感じられて嬉しい」とは思わなかった。

些細なことで揺れる自分を責めて、
嫌いになっていたかもしれない。

 人の言葉に、すぐカチン!と来る。
 ムッとして黙り込む。
 反応に困ったら、流して聞かなかったことにする。
そんな自分も、有りだと思える!

                    
あぁ、感じる喜びを味わう為に、
封印するって決めてきたんだなぁ…って。

あの時の悲しさや苦しさも、みんな必要だった。
あれも大事な、私のカケラ。
今はそう思えてる。

                   
もっともっと、見つけたい。
思い出したい!
知らない自分に、あとどれだけ出会えるんだろう✨

まだ見ぬ自分に、ワクワクしている。

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