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FF14を始めて約3ヶ月で暁月のフィナーレ(6.0)まで駆け抜けたので各パッチについて書き殴る:新生エオルゼア

【注意】この記事は「FINAL FANTASY XIV」のネタバレを含みます。
(筆者はパッチ6.0 最終クエスト「暁月のフィナーレ」まで終えているため、意図せずそこまでの範囲を含んでいる可能性があります。予めご了承下さい。)


始めたて

この記事の執筆時点で約3ヶ月前、自分はこのエオルゼアの地に降り立った。

はっきり言ってこのときは「まあフリートライアルだしな…様子見、様子見…」ぐらいの気持ちだった。
人は、なぜオンラインゲーム(MMORPG)をプレイしないのか」の記事を読んだことで心配事がある程度軽減されたものの、🤔という半信半疑な思いは拭えなかったのである。

後にずっと頼りっきりになるフレンドらに、そこまで進めるのはなぜかと聞いても「言えぬ…」というばかり。しかし、無料なのだからある程度触っても時間以外に損はしないのも事実。

そうした思いで、自分はFF14を始めていった。

初めてのインスタンスダンジョン

基本的にこのゲームは「メインクエスト」と呼ばれるものを進行していくことで、中心となるシナリオが進んでいく。

現在ではこのメインクエストを中心にかなり進めやすい改修が入っているそうで、このメインクエストを進めていくだけでレベルはどんどん上がっていった。

そうして迎えたLv15。
メインクエストの進行に、始めて「複数人でチーム(パーティ)を組み、その状態での攻略することが大前提」となる場面に出くわした。
そう、インスタンスダンジョン Lv15「サスタシャ浸食洞」である。

しかし、現在は幸運なことにここにも改修が加えられている。
直前に立ち寄ることの出来る「初心者の館」で、こうしたインスタンスダンジョンにおける大まかな動き方を教えてもらえるのだ。

初心者の館

また「インスタンスダンジョン」全般にも改修が加えられており、メインクエストで攻略するものに関しては「プレイヤー1人+ゲーム側が操作するキャラクター(NPC)×3」で攻略する仕組みを利用することもできるようになっていた。

自分にとっては「早い話が、ゴッドイーターのそれじゃん!」と目を輝かせた。

「他人と必ず一緒に攻略しなければならない場面は、もっとずっと先にならないとやってこないので心配しなくていいよ」と知人にも教えてもらい、ここから不安は一気に消え、そしてメインクエストに引き込まれ、ひたすら遊び進めていった。

まずはインスタンスダンジョンに慣れるための導線にもなっている、最初の3つのインスタンスダンジョンを攻略する。

前述のサスタシャ、Lv16 タムタラ、Lv17 カッパーベル。

これらをクリアすると、主人公は主要キャラクターと行動をともにすることになり、メインクエストの物語も本格的に動き出す。
そうして、彼らと共に「蛮神問題」や「ガレマール帝国」と言った脅威に立ち向かっていく。

そうして進めていくと出てきたのが、Lv20 蛮神イフリート討滅戦。
主人公は戦いの末に「蛮神」の一角を退けることに成功する。

「蛮神を退けるほどの力」を持つ冒険者は、「英雄の卵」と呼ばれるほど注目を集める。

作中でも「主人公がそれほどの力を盛っていると知れ渡ることの意味」について言及されていた。
しかし自分はこのとき、その意味をよくわからないまま、メインクエストを進めていた。

意味がわからずとも、物語はますます魅力を増す。
メインクエストを進める手が止まらなかった。

Lv24 トトラク、Lv28 ハウケタ、Lv32 ブレイフロクス。
攻略は順調だった。

製品版の購入

https://twitter.com/wand07/status/1556466218105982976


フリートライアルは無料である代わりに、細かいところで制限がかけられており、たとえば、レベルは「Lv60」までの制限がある。
Lv60に到達すると、そのジョブ・クラスはそれ以上レベルが上がらなくなるのだ。

この頃メインクエストにすっかりのめり込んでいた自分は、「Lv30という折り返しをあっという間に迎えたのなら、このままプレイを続けても大丈夫だろう。何より、その先もきっと読みたくなるに違いない」という思いから、製品版コードを購入したのだった。

晴れて製品版へと移行した自分。当然、メインクエストを進める手は止まらなかった。
そうして、メインクエストは2度目の蛮神戦を迎えることとなった。

Lv34 蛮神タイタン討滅戦。
紆余曲折あったものの、見事撃退に成功した。

このあたりから、主人公は「英雄」と呼ばれるようになる。

Lv34「灯りの消えた日」


そして、やってきたメインクエスト:新生エオルゼア Lv34「灯りの消えた日」
Lv34 蛮神タイタン討滅戦の直後に発生するクエストだ。

自分は、ここで、モニターの前で大声を出しそうになり、間一髪で口を閉じ、代わりにTwitterにその叫びを投稿することとなった。

自分がいくら叫んでも、物語は止まらない。
読み進める手も、止められなかった。

そして、比較的すぐ後ろのメインクエストである「静かなる葬送」で、自分は、もはや叫ぶことすらできず、絶句していた。
かろうじて、Twitterに震える手でTweetをしていたのを覚えている。

当時のスクリーンショット。主人公の目線の先に絶句が広がっていた。

オルシュファンとの出会い

そこから先は、もう怒涛の勢いでクエストを読み進めた。
絶句する理由となったそれは、むしろ自分のメインクエストを読み進めさせる起爆剤となった。

なぜ、そうなる必要があったのか。
それを知らねば、止まるに止まれない、と。
その思いは、パッチ6.0「暁月のフィナーレ」の最後まで駆け抜けるに足るものだった。

物語では、飛空艇という乗り物を求め、それが墜落した雪山方面へと向かう主人公一行。
そこで、「オルシュファン・グレイストーン」というキャラと出会った。

彼とは「この段階では」顔合わせ程度に過ぎない。
なぜなら出会って飛空艇の奪還まで手を貸したあと、一旦主人公らが飛空艇を使って目的を果たしに向かってしまうからだ。
彼の居る地域から離れるので、必然的に彼の出番は一旦そこで一区切りとなるのである。

Lv49 「十二賢者の行進」

しばらくすると、メインクエストが進行不能となった。
必要Lvにわずかに足りていないのである。

しかし、レベル上げに対する労力はさほど大きくないのがこのゲームの良いところ。
1日一回「『次のレベルまでに必要な経験値』に対して約25%前後の経験値をまとめて入手できる」ボーナス(コンテンツルーレット:レベリング)があるため、ここからは一旦メインクエストを保留し、脇道を楽んだ。

結果的に、それは正解だったと思う。

Lv49 「十二賢者の行進」、その最中に発生するイベントバトル「リットアティン強襲戦」で大苦戦したのだ。
(なお昔は色々あったらしいが、現在は自分自身1人のみで、敵将「リットアティン」と戦う形式になっている。個人的にはこの形式で正解だと思う)

強敵を倒した勢いのまま、パッチ2.0実装分最後のクエスト群もクリアし、「新生エオルゼア」の本編をクリアしたのだった。

クソデカ「つづく」くん

Lv50 「その者、ナプリアレス」

FF14は、パッチ2.0「新生エオルゼア」やパッチ 3.0「蒼天のイシュガルド」など、メジャーアップデート同士の間にもアップデートが提供されている。

パッチ2.0「新生エオルゼア」でいえば、ゲーム内で「メインクエスト:第七星暦ストーリー」として括られているそれら(パッチ2.1~2.55実装分)が、パッチ2.0の後日談、あるいは次のパッチである「蒼天のイシュガルド」への布石に該当する。

こうしたクエスト群、驚くなかれ。
なんとパッチ2.0と同じかそれ以上のボリュームがあるのである。

この部分で特に印象に残っているのは「その者、ナプリアレス」というクエスト。
詳細は省くが、代わりに当時のTweetを以下に示したい。



その後

あまりにも叫びすぎたのでアカウントを分けた。

閑話休題。

「新生エオルゼア」範囲の最終盤である、パッチ2.55で実装されたメインクエスト。
そこでの出来事により、主人公らは再び彼「オルシュファン」の元を訪れる。
そして紆余曲折の末に「新生エオルゼア」の次の物語である、パッチ3.0「蒼天のイシュガルド」で本格的に雪山方面、改め「イシュガルド」へと冒険の舞台を移す。
彼、オルシュファンとともに。


詳しくは省くが、こうして物語は「蒼天のイシュガルド」へと続き、そこでの彼の活躍はとてもイイものであった。

マメット・オルシュファン

ところで、FF14には「ミニオン」と呼ばれるアクセサリーアイテムが存在する。

ものすごく雑な言い方をするとがポケモンの連れ歩きシステムをシンプルにしたもので、主人公の後ろをとことこくっついてくるアイテムを1体設定できる、というシステムである。

主だっては犬や猫や亀、チョコボなどの「マスコット的なキャラクター」が「ミニオン」として用意されており、可愛いものや面白いものを設定するのが主な用途だろう。

しかし自分は、彼オルシュファンを模したミニオン「マメット・オルシュファン」を連れている。

マメット・オルシュファン

パッチ3.0「蒼天のイシュガルド」の中で入手できるそれは、入手してからというものの、今に至るまでずっと、旅路をともにしてきた。

おそらくこれが他のゲーム、それこそポケモンであったら、何もこんなむさ苦しいものは設定していなかったように思う。

しかし、今自分に問い直しても「マメット・オルシュファン」は外すことができないほど、思い入れのあるものとなっている。
いや、なってしまったのだ。

「むさ苦しい男のちびキャラをずっと引きずり回すだなんて、どうかしてる」

おそらく、FF14を始める前の自分だったら、そう言っただろう。

しかし、「どうかしてしまう」ほどに。
彼はとてもイイ男なのである。

暁月のフィナーレまで読み終えた今でも「どうかしてしまって、良かった」と、心からそう思う。

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