私の友人です→1人目:Sちゃん

こんにちは。
気づかぬうちにゴールデンウイークとなりました。
こんなにもワクワクしないゴールデンウイークは
生きていて最後にしたいなと、強く思います。
だって、ゴールデンウイークね
って言っときながら仕事全然止まらんねんもん!嘘つき!
在宅勤務は全然いいですが、きっちり仕事とプライベートを
分けられないのは、精神的にめちゃくちゃ負担です。
仕事を忘れたいタイプなので。

あっと、このままいくと愚痴ばっかりになっちゃいそうなので
切り替えて。

きっとゴールデンウイークだったら、大阪に帰っていたし
もしかすると海外旅行に行っていたかもだし
きっと友人の結婚式で同窓会みたいに
たくさんのひとに会えていただんだろうなと思うと
どうにも気持ちがおさまらなくて。

このアカウントを知っているわけではないけど
友人とのおもいでを勝手に書こうと思う。
そうすれば、会えないけど友人のことをたくさん思い出せるし
まあきっと会いたい気持ちは強くなるんやろうけど(笑)
その場合は電話すればええわいな。

ということで勝手に
「私の友人です」を始めます。

とくに紹介する順番は関係ないのだが、
私の地元には女6人組のグループがありまして。
そのチーム名は名前の頭文字をとっているので、
その先頭を担当しているSちゃんから話したいと思う。
(呼び捨てだけど分かりにくいからちゃん付けしてるよ)

友人のことを話すにあたり、自分のことも話さないとあかんのか
と気づきそれはそれでおもろいな、といま思っているところ
なのですが(見切り発車がよくわかる発言)

Sちゃんとは小学校のころからの付き合いです。
何年のときに仲良くなったとかあまり覚えていないのですが、
なぜかわからんけど、毎年年賀状をくれる子でした。

すごく遊んでいたわけじゃないのに年賀状だけはくれるから
お母さんからは「仲良くなりたいと思ってくれてるんじゃないの?」
と言われたりしていました。
真相は分かりませんが、もしそうだとしたら
年賀状は年に1回の公式ラブレターのようなものだったんかな~
いまはもう送ることはなくなったけど、年賀状って
ほんまにあったかい気持ちになるもんね。

で、私は母にそんなことを言われてもすごーく半信半疑だったのは
彼女はクラスのリーダー的存在だったからです。
運動はできるし、先生からも信頼されているし、
かっこいいお兄ちゃんもいたし、男友達も多いし
という絵にかいたような。
力も強いし、番長のような存在でした。
(私はおっぱいが4つあると発言していたほど胸筋もあった、強い)

私は、見た目がめちゃくちゃ陰キャでした!!!!
写真を見返すとめちゃくちゃでかい眼鏡をかけていて
なんでオカンは止めへんかったん?確実に売れない漫画家やけど?
と思います。
なのに、口は悪し、男子に喧嘩売るし、曲がったことは嫌い
文句いわさんために勉強する
みたいな、見た目とちぐはぐな奴でした。
あと、明るかったです。見た目、陰キャなのに。
いろんな要素が加わり、裏番長と呼ばれている時期がありましたが
それはまた今度。

Sちゃんから遊びに誘われることも増え、
小学六年生あたりにはもう6人組グループができはじめていて
学校終わりには、セブンイレブンでおでん買って公園でたむろ
みたいな日々を送っていました。
(なんであんなにお金あったんか分らんし、完全に食べ過ぎていた。)

で、中学校にあがり、小学校からほぼほぼメンツは変わらず
隣に小学校(小さめ)のちょっとした人数が増える
という感じでした。

Sちゃんはクラスの委員長をするし、
学年があがれば生徒会長をするようになりました。

Sちゃんに「このグループで学校仕切れたらおもろくない?」
という提案をうけ
私も学級委員をしたり、体育委員長したりしました。
(体育の先生が好きだったから)

すごく覚えているのは生徒会長会議みたいなのがあり
全部の委員長が集まるもので、あることを決めていました。
みんなが散々意見を言って、こりゃ収集つかんな~
となったときに、先生が
「じゃあ生徒会長のSちゃん、まとめてくれる?」と
声をかけました。
Sちゃんは分かりました、と言ってどうするのかなとみていると
「じゃあ、今日の会議は解散」と言い、会議を終わらせました。

ああこのひと、めっちゃめんどくさがりやん
と心から思い、めちゃくちゃ爆笑したのを覚えています。

そんな完璧に見えるようだけど、人間味が溢れるめんどくさーい
お前らの期待なんかしるかーい
みたいな反抗がとても好きでした。

急に思い出したけど、Sちゃんの告白を寒いなか見守って
ふられちゃって(のちに付き合うけど)
私が泣いて、私が次の日学校休んだの思いだしたわ。

高校に入ってからSちゃんはバスケ部に入り、部長になり
という感じだったのですが、
ある日急にやめちゃうんよな、確か。
ちんちくりんの髪型やったのに、ロン毛になって
爪もおしゃれして(もともとオシャレさんだから我慢してた)
なんだか理由は覚えていないけど、
Sちゃんの中でなにかが切れたのかな、と思ってた。
でもしたいことを自分で決めて、
すぱっとやめられるところはやっぱりかっこいいなと思ったし
どんなことをしても、人が集まるのは天性だな~と。
(本当にキムタクみたいなかっこいい感じなのよ)

そこから大学生になり、Sちゃんは先生目指すか?と
すごい「???」な感じで、教育実習にいっていたのを思い出す。
私の母は先生をしているので(第二の人生的な感じでかなり遅くから)
母がよく言っている
「先生ほんまに変なやつしかおらん」
(個人的意見ですので、異論みとめません)
という話をSちゃんにすると
「まじで変なやつしかおらんかった。先生やめるわ」
とこれまた潔く先生を目指すのをやめた。

さすがに大笑いした。
人生めちゃくちゃすぎる。
でも周りの心配をよそに、本人はあっけらかんとしていた。

燃え尽き症候群なのか、と心配になるほどの
いろんなものの諦めかただったのですごく心配になったが
まあ、決めつけはよくないし、見守るし、そばにいるから
本当にまずかったらちゃんと助けよう
というのが私たちグループの方針だった。

そんな彼女はいま沖縄にいる!
ちょっくら沖縄で生活してみるわ~とのことで
1年ほど向こうで働いている。
この行動力は本当にすごいと思う。
コミュニケーション能力も高いので、何件が掛け持ちして
仕事をしているようだ。

でも今回のコロナのことで、4月で大阪に帰ってくるらしい。
私たちグループの本拠地は大阪(私だけ東京にいるが)
なので、みんな大喜びしていた。

もうやることないから~といって帰ってこれるSちゃん
これまた好きだなと思う。
なんでも自分で決めて、自分で責任を負えるように
私たちはいつしか成長していた。

ずっと一緒にいるから気づかないこともあるけど
確実に年はとるし、成長しているんだな~とふとした瞬間に思う。

あ!あと、彼女のとっても好きなところは
とにかくたこ焼きを焼くのがうまい!!!!
本当にお店すればええのにな。
ぴかぴかのたこ焼きができるから本当にすごい。

あとたまに、すごいボケ方をすることがあって
急におっぱいを全開で見せてきたときは腹がちぎれた。
まじで突拍子もなさすぎる、基本的に。

書き出したら止まらないな。

でも心があったかくなったな、勝手に。

また明日。(たぶん)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?