助産院での母乳外来
娘は母乳からスムーズに離れられたものの、そこから私は胸の張りに耐える日々だった。
張りを和らげるために、娘を出産した助産院に母乳外来へ行った。
部屋には、布団が敷いてあり、私は横になれることの嬉しさと、これから 胸の張りが少しでも楽になるという期待をしながら横になった。
助産師さんに母乳ケアをしてもらっている間、娘は私のそばでおもちゃで遊んでいた。これまで飲んでいたおっぱいを見ても、何も反応なし。不思議なものだ。
いつも私が寝ていると上に乗ってきたりするのに、この日はちょこんとそばに座って、おもちゃで遊んでいた。ところが、半分くらい終わったところで急に泣き出した。
とても眠そうだけどその時は抱っこができなかったので、とりあえず私の横で腕枕をして寝かせてみた。
少しの間、泣いていたがしばらくすると、スースーと寝息が聞こえ、ぐっすりと寝てしまった。
これまで抱っこでしか寝かせたことがなく、横に寝かせるだけで寝てくれるなんて、新たな発見だ。
よほど眠たかったのだろう。
ケアが終わり、私が布団から起き上がる時に腕を離しても起きなかったので、助産師さんからこれからのケアのことをゆっくりと聞くことができた。
ちょうど全て終わったくらいのところで娘が起きて、思いがけずパラパラと雨が降っている中家に帰った。
これから数日様子を見て、もしあまりにも胸が張るようだったらもう一度助産院に出向く予定だ。
ケアの間、1時間半くらいの時間で助産師さんとも色んなことをお話しできてとっても楽しかった。
娘を産んだところで、最初の母乳ケアも、卒乳した後のケアもしてもらえてとても感慨深いひとときとなった。
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