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深夜の攻防

突然ですが、幼児持ちのみなさんのご家庭の夜の就寝体制はどのような感じでしょうか?今回は、たまに双子と別室就寝をしているわたしと3歳双子男児との攻防について綴っていきたいと思います。

就寝中被ストーキング歴3年

子どもって、就寝中でも追いかけてきますよね…。わたしはかれこれ3年、寝ながらストーキングされる生活を送っています。どんなに離れて寝ても、ふと眠りが浅くなり(勝手に両腕に腕枕されて寝返りが打てないので、身体が痛くて夜中目が覚める)、気がつくと必ず両サイドに双子の息子たちがいます。って言うか、のしかかってきてます…。

そーっと抜け出し、限りなく寝室の角に移動して再入眠しますが、また朝方気がつくと両サイドに(以下略)
これ、安眠妨害じゃないか?
朝まで好き放題寝返りして自由に寝たい。
なぜわたしばかりがストーキング被害に遭うのか…なぜ誰も夫のところに行かないの?
いろいろ考えて、夫がいる日は(仕事で夜帰らない日も多いので)わたしは夫から奪った自室で就寝することにしました。

3年ぶりのひとり寝

3年数ヶ月ぶりにひとりで寝た夜の感動は、今でも忘れられません。
なんだこれ?最高過ぎる。自由な寝返り。朝まで熟睡!
実は、以前読んだ本の中で、「お母さんは別室就寝推奨」と書かれていたものがありまして。これは、共働きで働く母は、家事に仕事に育児にとにかく忙しいので、しっかり休息をとり日中のパフォーマンスを上げると言う主旨で、特に育児と言う観点で推奨されているわけではありませんでしたが、要は、「かあちゃん疲れてるから夜はひとり寝してしっかりチャージした方がいいんじゃない」ってことですね。

何が言いたいかと言うと、ほんと、1回やってみて!まじ最高だから!

と言うことですね。でも、それで終わるわけがなく…。

夜中の捜索はじまる

数日して、わたしが寝室で寝る日と、そうでない日があることに気がついた次男が、夜な夜な別室就寝の日にわたしの自室に捜索にやってくるようになりました…。
なんて言うか、「絶望」ですね…。夢破れてです。レミゼラブルです。

そして朝まで居座る次男。

自由な寝返り…朝まで熟睡が崩壊する時、心のなかで何かが割れた音が聞こえましたね。

それからは夜目を覚ます度、さも当然のようにやってくるようになりました。

辛い…。

なので夜中に次男がやって来ると、観念したフリで寝室に誘い、次男が再度寝たらまた自室に戻ると言うことをやっていました。

わたしの人権問題

ここまで来てふと、「わたしの人権どうなっとるんや?」と思いたち、ある日自室のドアに突っ張り棒をして誰も入って来られなくして寝てみました。
(もちろん夫がいるので双子だけで寝ているわけではありませんよ!)

結果朝まで熟睡できて、えもいわれぬ喜びを感じました。
ここで「子どもがかわいそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、親子であっても別々の人間です。お互いに人権があります。別に毎日別々に寝てるわけじゃないので、妻母サラリーマンと言う3つの顔をうまく成り立たせる手段になるんであれば、わたしは別にいいんじゃないかな?と思ってやっています。

大事なことなので繰り返しますが、1回やってみてまじ最高だから!と言うことです。

現場からは以上です。
この記事書いてる途中に大雪が来て、道で何回か死にかけたのでこれからもひとりで寝られる貴重な機会を大切にしていきたいなと思いましたね。

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