見出し画像

#248 僕の癖

こんにちは、皆さん。今回の記事では、僕のちょっと変わった「癖」についてお話ししたいと思います。それは、なんでもかんでも臭いを嗅ぐこと。そう、臭いフェチとでも呼んでいいのかな?(笑) まずは、なぜ僕がこんな癖を持つようになったのか、その背後にあるストーリーをご紹介します。
#なんでも匂ってしまう癖

20歳の頃、僕はバーテンダーとして働いていました。お酒の種類や味わいを覚えるため、様々なお酒を扱う日々でした。その中で、店内にあるリキュールからウイスキー、ブランデーなどの匂いを嗅ぐことが楽しく、次第に癖になっていったのです。特にワインに興味を持ちだした頃から、更に香りに敏感になりました。ワインの世界では、香りの表現ついて独自の言葉があり、プロフェッショナルなソムリエが使用する「香り」の多様な表現に触れていくにつれて、「香り」の奥深さに魅了されていきました。
#きっかけはシャンパーニュ

ワインテイスティングは、奇怪な用語が飛び交うことで知られています。例えば、「なめし皮の香り」という表現がありますが、これは一体何を指しているのでしょうか? 僕も最初は不思議に思いましたが、本で調べて実際に嗅いでみることで理解しました。また、「濡れた犬」という表現もありますが、これは赤ワインの熟成によって出る香りを指す言葉で、長期間樽で熟成されたワインに特有のものです。さらに、「ヨード」や「石灰」、さらには「火打石」など、様々な用語があり、これらの香りを実際に嗅いでみることは、側からみると奇怪な行動でしたが、今から思い返すと、この行動がワインの世界を深く理解する手助けとなりました。
#傍からみると奇妙な人

ワインテイスティングと聞くと一見シリアスなものと捉えられるかもしれませんが、実はユーモアも充分にあるんです。フルーツや花の香りは僕たちにとっても身近であり、感じとりやすいですが、スパイスやミネラル、焦げ香、さらには動物臭など、驚きの表現が使われます。これらの表現は、フランスの専門家たちが考え出したもので、彼らの身近なものに例えて表現されています。なかでも、「濡れた犬」は一風変わった表現ですが、ワインの魅力を伝える手助けとして、実際のソムリエ教科書に載っています。
#実際にはお客様には使いません

今回の記事では、僕の「匂いフェチ」な一面を紹介しました。バーテンダーから始まり、ワインの世界に魅せられて、様々な匂いに興味を持つようになりました。とにかくなんでも匂ってしまう僕の癖は、もう無意識に行っていて。新しい食材や、飲み物を目の前にすると僕の好奇心はとどまることを知りません。匂いの記憶は僕の人生の中で重要な位置を占めています。街を歩いていて、かすかに匂ってきた香りを嗅いだ瞬間、記憶がフラッシュバックすることもたまにあります。楽しい思い出や、つらい思い出は「香り」とともに鮮明に思い出させます。
#habit

よろしければ、サポートお願いします。 自分のモチベーションアップのためと、今後のためにインプットに使わせて頂き、またアウトプットできればと。サポート頂いた方へはちゃんと返信させて頂きます。