#7 40歳の自分

目次
*  20歳の時に思い描いた40歳の自分
*  この先どうしようか？
*  新たなことにチャレンジしよう
*  結局のところ、「40歳目前の私」がはじめた事って何？  

はじめに。  

20歳より飲食の世界に入り(本当はもっと昔、高校生から飲食でバイトばっかりの生活を送ってた)気がつくともう20年以上飲食業につかりこんだ自分が40手前にして次の一手となる、あるスキルを手に入れるまでの悩みと葛藤をNOTEにまとめてみました。
結論から言うと人生楽しい、ハッピー
新たな翼を授けられました
要するにものすごく良かったって事です。  

20歳の時に思い描いた40歳の自分
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2000年、今から20年前。ミレニアムに沸く
世間の人々を横目でみながらデビューしたのは北海道の地元のカクテルバー
ミレニアムというキラキラとしたコトバがテレビやラジオから流れてきて、終末論を語る人が世の中に対して不安を投げかける、そんな頃だったと記憶している。
その頃40歳前後の人たちはやけに大人びていて非常に洗練されているしカッコいいなと
憧れを抱きつつ、いつか自分もこうなりたいとそんな事を思っていた。月日は流れ…
そんなこんなで飲食をやり続けてきた自分は40歳になり今、何を思うのか？  

この先どうしようか？
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ていうか、最初の目標って40歳で自分の店を
持つじゃなかったっけ？
20年の間で同期だった仲間は独立、転職、海外移住、結婚、離婚…etc
後輩たちも独立、海外、転職などをして
ある程度の結果を出すように。
〝もう店を出してもおかしくない年齢だな〟
そう思う度に
〝まぁまて、まだ慌てるような時期じゃない〟
という心の声が
〝いったいぜんたい、いつ自分の店をやるんだ！〟とまあ多くの方に言われますが  

答えから先に言うと  

自分で店をやるより面白い事を見つけてしまったのである。  

なので自分で店をやりたいという願望は今は無い、今はそれよりもやりたい事がある
ただそれだけで決して店をやりたくない訳ではない。人生100年時代
働き盛りの期間が大幅に伸びた今
このまま『ちゃんとした大人』でいいのだろうか？
修行して。店を持って。お店が軌道に乗ったら2店舗目出して。次はチェーン店化しよう。どんどんドンドン店増やして行こう！。
その先に何があるんだろう？
いつしかそんな事を思う様になった  

新たなことにチャレンジしよう
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やっぱり語学だな
世界を知りたくて30歳手前にドイツに行った
自分の経験を広く届けるためには世界共通の英語、いろんな言語を学びたかった
何より国際感覚を学びたかった。
場所はヨーロッパが良かった、ワインがあるからだ、憧れの土地。
日本ではそこそこだけど世界じゃ通用しないだろという自分がコンプレックスだった
自分はカタチから入る方だ
周りを固めて自分を追い込む、そんなタイプなのだ。小さな、ほんの小さな成功体験を積み上げ自らの自信にしたいタイプ
（語学学習は学んでいて楽しい、時間ある時は必ず勉強している…今や趣味)
おそらくこの先も学び続けると思う
飲食に正解って無いし、例え明確な答えがあったとすればそれは物凄くつまらなくなってしまうと思う。正解がなくその人その人の
最適解をはじき出すことで正解に近づけて
いこうとする努力が新たなチャレンジの原動力になる。そんな事を20年繰り返してきた  

結局のところ、「40歳目前の私」がはじめた事って何？
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自分が楽しめて、誰かを幸せにできること
自分自身を棚卸しすると
・料理はまあまあ好き
・自分一人で完結したいタイプ(団体競技よりも個人競技)
・世界で通用するスキル
・今までとは違うギャップ
・本業の延長戦上にあるもの
そして
考える
…
さらに考える
……
？？
寿司じゃん
寿司でなら、海外で店もやれる！
魚おろして、切りつけて、握って、出して、お酒注いで、喋って、飲んで。
全て一人で完結できるじゃん！
すげ〜っ！！って勝手に盛りあがる。
そんなこんなで去年の冬に願書を出し
1月6日から寿司職人になるための学校に通い、400～500時間を費やして
2020年2月末をもって、学校を無事卒業しました。
学校に行く前は本当に素人でしたが最後の方は自分でも驚くくらいのスキルは手に入れられたかな、と。感じています
何より今まで魚好きじゃなかったんです
本当に、でも今は魚好きなんです
朝から豊洲行ってるんです
人生ってわかんないですよね。
そんなこんなで男40歳にして寿司職人としてデビューいたします
皆様どうぞよろしくお願いします  

最後に
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今まで生きてきた中で自分には
2人の恩人がいます
偶然にもその2人は同じ名前
その2人のおかげで今の自分があります
本当にありがとうございます
そしてこれからもよろしくお願いします