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#29 朝の通勤時間に内省する

【リフレイン】

何気なく開いた雑誌の1ページや、ザッピングしながら見つけた本の一節により、昔の記憶がフッと蘇る、そんな瞬間がある。

先日、アルバイトの学生さんと世間話をしていた時の事、その学生さんが来週からインターンで、とある会社に行くらしく、しばらくその相談を聞いていたのだが、どうやら将来の進路に悩んでいるようだ、まぁ学生時代ならではの悩みなのだが、僕が答えたのはこうだ

「とりあえず、なんでもやってみたら」

その学生さんは20歳で、僕もちょうど同じくらいの歳に社会に出た、その時の僕の記憶がふと蘇ってきた、学生時代は建築関係の勉強をしていたのだが
就職を控えていた頃、当時の僕は不安を抱えていた
「このまま、建築の仕事を選んで良いのだろうか?」
今思えば特に目的もなく進学した学校で、この先建築で食っていこうなんて思いもしなかったし、おそらく当時は将来についても真剣に考えてなかったと思う。
#絵に描いたようなダメ人間

【just do it】

まだ僕が小学生か中学生くらいの子供時代、【ナイキ】の事を【ニケ】と呼んでいた、ほんとにアホな
子供時代に、おそらく自発的に調べた初めての英文がこの【just do it】だろう、当時から好きで良く履いていたスニーカーのNIKEの超有名なスローガンだ、慣れない辞書で調べてみたものの、全く言葉の意味が理解できなかった、今大人になってみて、その言葉の意味がスッと腹落ちする。
#大人になったな

人は、同じ円周だけで円を描いても発展しない
グルグルまわって、結局同じ問題で壁にぶち当たる、目の前の課題から目を背けてはいけないし、常にチャレンジを続けていかなければならない。
だからこそ時間のある学生時代には、ひたすら哲学し、反芻し、悶々とする時間をおくった方が社会に出てからの成長は早いと思う、僕が学生時代に戻れるなら思いっきり哲学に傾倒し、自分自身を内省したい。
#ニーチェを思いっきり語りたい

40過ぎてから気がついたのだが、僕は多動症だ、興味が次から次に移り変わっていく、心の中での「やってみろよ!」という声なき声に後押しされて、つい初めてしまう、将来の事を考えると不安になるのは凄くわかるし、僕も社会に出るときは物凄く不安で仕方なかった、いやいや、今でも不安でしょうがない時がたまにある、そんな時【just do it】という文字をみると
勇気が湧いてくる。
#ありがとうNIKE

今日も僕はNIKEを履いて出勤する

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