【コラム】Discordとゲーム機の融和について

最近よくあるのが、良いか悪いか以前に「これをツイッターで書くメリット無くね?」という感覚だ。それは政治にしろ、何にしろ。オープンなコミュニティで日常を垂れ流すのも憚られるような出来事をいくつか見たことがあって、それ以降ぼくはツイッターにろくな文章を書いていない。いわゆる「にゃ~ん(社会性)フィルター」みたいなもんなのかもしれない。僕は昨今、どうしてもフリーライターをやりたいが故にこうしてnoteで文章を再び書き始めたわけだけれど。

オープン型のSNSは一部のシビアな方々が参入するとどうしても荒れやすいというのがあり、炎上しやすい。そして色んな方々に絡まれたり。そんな中で流行っているのがDiscordだったり、LINEだったりする。社内向けだとSlackとか。
使ったことのない方に軽く説明すると、Discordというのは掲示板(サーバー)にボイスチャットをつけたようなSNSだ。各サーバーには招待されたメンバーしか入ることができないため、色々話すことができる。その上自分でサーバーを作れるのがメリットで、要は自分だけのコミュニティを作りやすいSNSとなっている。便宜上、こういう外から見えないSNSのことを「閉じたコミュニティ」だから、クローズド型SNSと呼ばせてもらう。

このDiscordだが、元はゲーマー向けのコミュニティだったということもあり
コミュニティ内で遊ぶことに特化させようとしている節があって、それはゲームをやっている画面を一緒に見れる画面共有機能であったり、さまざまなBOTを導入させやすくしていたりしていたのだが、その決定打として新しく現れた機能がなかなかおもしろかったので、一部紹介する。「Watch together」機能だ。

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要するに、画面共有でYoutubeを一緒に見る人が多くてGoogleに怒られたから
トラフィック対策のために作られた新機能ってわけなのだが、そのオマケとして作られたアクティビティ機能がなかなかおもしろく、Discord上でポーカーやチェスができるようになっている。

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だいたいこういう形で、クローズドコミュニティ内でさらに仲間内のみで遊ぶことができるようになっている。それはLINEとかもそうなんだけれど、Discordの場合はコンシューマー機にこれから対応するというのもでかい。GAME Watchの記事によると、プレイステーションでのゲームプレイ中に友人やグループ、コミュニティに参加できるような形を目指すという。

持論にはなるが、ネットはこれから世界に向けて公開するオープン型から仲間内のみで遊ぶクローズ型になっていくと思われる。それはLINEにしろ、これにしろ。
Discordはそのための機能に特化しており、またクローズ型コミュニティの方がゲーム機と融合しやすかった、ということでもあるだろう。ゲームやっている最中にツイッターからクソリプ飛んできました、ってのも相応にしてあるわけで。

そしてそこに加えてwatch together機能ができたものだから、Discord上でゲーム機とPC間でポーカーなどをしつつ喋れるようになるかもしれない。今後の発展が楽しみである。

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