M3GAN ミーガンを観ました

あのダンスのやつ。

物語のあらすじとしては事故により心に傷を負った女の子ケイディは都市部のおもちゃメーカーで働く叔母のジェマのもとに引き取られる。
叔母のジェマはおもちゃメーカーの開発に携わる人間で上司からは手っ取り早い成果を急かされていた。そんな中で姪を引き取ったものだから面倒をみる余裕もなくセラピスト(公の監察官みたいなひと)から保護者として不適格であり別の血縁に任せるべきではないかと進言されてしまう。
にもかかわらず上司に指示された仕事を処理していたジェマだったが自宅の仕事場にケイディが入ってきてとあるものに興味を持つ。ジェマが大学生時代に作ったロボット型おもちゃの試作品「ブルース」だった。ケイディが興味を持ってくれて喜ぶジェマだったがブルースにはおもちゃにしては高価すぎるという欠点があり製品化は難しいとケイディを諭すが「ブルースがいれば一生他のおもちゃはいらない」この言葉がジェマの開発意欲に火をつけた。
そしてできあがった一生のお友達AIロボット「ミーガン」
上司の指示を無視して完成させたミーガンをサプライズでプレゼンしたところ上司は「自動車以来の発明品だ。」「会長の予定を押さえろ。その日のプレゼンは歴史的瞬間になる。ハズブロ社の陥落だ。」と大興奮。
ミーガンとお友達になったケイディは遊び相手ができたしジェマはしつけをする手間を仕事の時間に回せて一件落着と思いきや同僚や前述のセラピストが疑問を呈する。「躾は親から子へのコミュニケーションの一貫」「親としての役割をミーガンに奪われている。」と。「ケイディが両親の死を乗り越えるのにミーガンは必要だ。」と反論したところミーガンが尋ねる。「死とは何?」と。

一部時系列とセリフがごっちゃになってるけどここまでが物語の導入。

以下は感想(ネタバレあり)

まず上司のリチャードがいいキャラをしている。あらすじにも書いた大げさで婉曲的な表現を連発する。「君のボスの名前を覚えてるか。」とか「話し合いに必要な仕事をお前に与える。」とか。
あと物語全体にメタいネタがいくつも転がってる。「テスラよりも安いのか?」といったセリフだったりあらすじにも書いたハズブロ社のくだりだったり、劇中CMでグーグルプレイとアップルのアプリ誘導が張ってあったり、ジェマのコレクションがタカラトミー製のものだったりと
「M3GAN」の命名元がロックマンの英語名「MEGAMAN」からきてるから日本では6月9日に公開されたってツイッターでみたけど元ネタがロックマンだからプロトタイプがブルースだったのかなって。
要所要所で「あ、これホラー映画だったわ」ってなるくらいのホラー映画。びっくりしたり見ててつらくなるシーンもあるけどまあまあ甘口なホラー映画。
バズったミーガンダンスのシーンと半壊のミーガンが迫りくるシーンでこの映画を作った人が何を表現したいのかが伝わってきた気がした。

がっつりネタバレに踏み込んだ感想だとジェマは都合が悪くなるとミーガンの電源を消すのが悪い癖だったのかなって。そしてミーガンはジェマとケイディと三人で家族になりたかった、同等の存在になりたかったのにジェマがおもちゃだからと一方的に見下したから暴走したんじゃないかなって。
なんて思いながら観ていたけどラストの「ユーザーは私よ!」で全部ふっとんだ。
いやあラスト10分のミーガンとブルースを駆るケイディのバトルは圧巻でしたね。

面白い映画でした。続編も決定しているそうで。令和のターミネーターになりうる映画でした。

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