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*2020年7月WALLSHAREのサービスはWALLSHARE株式会社に移行いたしました。


本日はWALL SHAREでも関りのあるアート(市場)について書きます。
またストリートアートに関しても世界の事例などを交えながらご紹介をいたします。

皆さんにとってのアートとは?
そういった考えをお持ちいただきながら、お読みいただけると嬉しいです

アート市場

2018年のデータでは下記のように公表がされております。
●世界のアート市場が7兆5,000億円
●日本のアート市場は3,434億円
(全体の3~4%のシェア。)

【日本の詳細】
①美術品市場/2460億円
②美術関連品市場/470億円
③美術関連サービス市場/504億円

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出典=「The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2019」

TOPは断トツのアメリカで、2位と3位で中国とイギリスが競り合っているようなシェアとなります。
この3ヶ国で約80%のシェアを占めている状況です。

現状日本のシェアは非常に少ない数値ですが市場自体は年々右肩上がりとなっており、美術館に行く人も年々増加をしています。

しかし、
『興味はあるけど、どうやって知ったり見たりすればいいか分からない...』
『高そう・・・』

そういったお声も多いかと思いますが、
アートは一部の層の方だけではなく、たくさんの人が楽しめる存在ではないでしょうか。
私たちはWALLSHAREというサービスで日常的にアートに触れ、楽しむことができる機会を作っていければ、と思っています。

ストリートアート

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WALL SHAREでは現在『ストリートアート』を主とした展開をしております。
ストリートアートといっても幅は広く、スタイルも多岐に渡ります。多くは街にある壁をキャンパスと捉え、スプレーやペンキを用いて描く手法で、『グラフィティー』という文化から派生したものです。
日本では"落書き"といったネガティブな印象を持たれている方も多いですが、ここでは下記を定義として進めます。

●グラフィティー :無許可で制作を行う行為
●ストリートアート:合法的に制作を行う行為

今では有名なバンクシーやバスキア、キース・へリングも
元々はグラフィティーの領域で活動をスタートしたアーティストです。
(*バンクシーは今も無許可のものが多いですが...)

海外ではストリートアートを活用したまちづくりによって、
観光地になったり、過疎化していたまちが復活した事例などが多数あります。

●ハワイ:カカアコ
https://www.oliolihawaii.com/entry/123433/
(引用元:'OLI'OLIハワイ.com)

今となってはとても有名な場所ですよね。
かつては工場地帯で観光地とは呼べない場所でしたが
POW!WOW!という団体を中心にストリートアートが溢れる場所となっております。

日本人のアーティストも多数参加しており、日本でも同アーティストの作品が見れたりもします。
ちなみにPOW!WOW!は世界各地(日本も含む)でも展開をしています。
ここに限らずアートを楽しみながら、出来上がった経緯や意図なども知るとより楽しめると思います。

POW!WOW!
http://www.powwowworldwide.com/
*その他の世界のアート事例は別途の記事でご紹介をさせていただきます。

ストリートアートの良さはまちそのものに存在をしている点が挙げられます。
"まちの美術館"とも呼べるかもしれません。
アートを楽しみながらまちを巡ることができ、サイズも大きいものが多く、とてもインパクトがあります。

『カッコいい、可愛い、おもしろい、おしゃれ』
など、直感的に楽しむことができるのも良い点と感じています。

また、アーティストはその空間の雰囲気や色に合わせて制作を行っていきます。
直感的に楽しみつつ、各アーティストの特性やメッセージなども含まれており、捉え方は多岐にわたります。
是非皆さんも、普段よく通る道や旅先などにあるストリートアートをチェックしてみてください!

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再掲になりますが、WALL SHAREでは現在大阪の道頓堀のエリアからサービスを展開しているので、
大阪に遊びに来られた際には是非お越しください!

今後

今後は日本全国でサービスを展開し、各々のまちと共存できるようなアートを増やしていきたいと思います。

そこにはストリートアーティストとして活動をしている人もいれば、普段はデジタルアートやキャンバスでの制作がメインのアーティストが、まちの壁で挑戦をするパターンなど、様々な事例がうまれてくると思います。
皆さまとご一緒にまちを彩りつつ、日本のアート市場の底上げへの力添えが出来ればと思います。

そしてアートが一部の人たちのものではなく、日常に溢れてたくさんの人が楽しめる、
そのような世界観を目指していきます!

引き続きよろしくお願いいたします!


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