見出し画像

3枚目の扉「ギフトで生きる世界を創る」

※ギフトとは、天賦の才能。ギフトセッションとは、その人のライフストーリーを伺うと、その人の天賦の才能はこれ、というものが現れているので、それをお伝えするセッションのこと。

何人ものギフトセッションをして思ったこと。
天賦の才だから当たり前ではあるけれど、本当に誰一人として同じギフトを持っている人はいない。
それぞれがギフトを活かしたら素晴らしい世界になるのに。と本気で思った。

ある日、夢を見た。
一面のお花畑。キラキラ光っている。よく見ると、全て品種の違う花が一面咲き乱れている。

「ギフトで生きる世界を創る」

この一面の花畑が、ギフトで生きている人たちの世界。
そうか!私はそのためにギフトセッションをしているんだ。
目の前の人がギフトを活かし、周囲に影響を及ぼしていく。
そう思ったら、本当にギフトで生きる世界が創れるかもしれないと思った。
世界って壮大なイメージだったけど、世界の一歩は目の前の事から。
そう思った時に、扉が開いた。

ある女性のギフトセッションをした。彼女とは10年前に知り合った。当時は学生だった。
とても明朗で聡明で言いたい事を言う、わかりやすい女性だった。
それなのに、目の前にいる彼女は無表情で感情が伝わらない。思考ばかりが働いている。
彼女は「本当の自分?今の私が自分だと思いますけど・・・。でも部下にも何を考えているのかわからないと言われます。」と。
その姿を見て、私は危機感を持った。
あの頃の彼女になって欲しい。

そこからバリキャリ女性や、迷える女性達に、思考を休ませる時間を創りたいと思い、
すぐに、「思考の休日」というイベントを企画し開催した。
コンセプトやネーミング、内容などは全てすぐ決まった。

その彼女は地方にいるので参加は難しかったが、セッション後もオンラインで何度か話した。

思考の休日は、休日にゆっくり起きて、午後から大空の下、緑がいっぱいの公園でヨガをして、そのリラックスしたまま対話をするというイベント。
ヨガインストラクターの友達に声をかけて、一緒にスタートした。
彼女も、ヨガから数年離れて別の仕事をしていたけれど、いずれ「体調を崩す女性達にヨガを通じて自分らしく生きて欲しい」という想いでヨガを仕事にしたいという意図が私のコンセプトと合っていた。
参加してくれる女性達の悩みはキャリア、結婚、出産など共通している点がいくつもあった。
このイベントはヨガインストラクターの友達が産休で一旦お休みにしたけれど、今はオンラインで継続している。

また、ギフトセッションで、家庭料理を振る舞っている姿が浮かんだ女性がいた。
話の中にはお料理は全く出てこなかったのに。笑
「お料理を作ってもてなすことが好き?」と聞いたら「ノーヒントだったのになぜわかるんですか?実は手作りでメニューを書いてお友達を呼んで食事を振る舞っています!」と。

そして彼女と、わいわいゆるりと簡単料理を作って食べるというコンセプトの「ゆるっとキッチン」というイベントも実施した。
ギフトで生きる人が開催するイベントは、とても盛り上がる。笑
やはりやりたいことをやっている熱はそのまま周囲に伝わるのだと実感した。

私は、ギフトで生きるきっかけや、導きをすることが役目。
だから自分が中心になってイベントをするというよりは、ヨガの友達や、料理好きの友達のギフトを活かして生業にしていくきっかけを創る感覚だったので、主軸はあくまでギフトを活かしている彼女たち。

彼女たちはもう自分だけでできるようになり、私は一参加者とか、相談相手としての関わり方になっていった。

今は、私の服をスタイリングしてくれているスタイリストさんのギフトを活かすお手伝いをしている。
「クローゼット診断」というもので、お客さんのご自宅に行き、持っている服の組み合わせを増やす、これはまだ着れる、これはさよならしてもいいという服を診断してくれる。
私を実験台にしてもらっているのだけど、ものすごい数の組み合わせが増えた。
また、プロ診断のため、何を着るか迷わなくて済むし、自信も持てる。
こうして一つ一つだけれど、ギフトで生きる世界を創るが現実化している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?