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やめてみた。4、お誘い

人からのお誘いは基本的に受けていた。
理由は、だいたい楽しそうだから!とか、会いたいから!とか、もしくは行っておいたほうがいいから、行かなければならないから。など。
逆にお誘いをお断りする時は、会いたくない、疲れている、他に用事がある、など。誰もがこんな感じだと思う。
「Amyのことをふと思い出して。」とご連絡をいただく。
今は自粛ムードだから落ち着いたら会おうね、となり実際には会わないでいるけれど、私は自粛になる前からお誘いを受けるか、受けないかを決める軸がある。
それは、何も考えず肚がYesを出すかNoを出すかだけ。
つまり本来の自分がOkを出すかどうか。
これだけ。あれこれ理由はない。
感情も特にわかなくなっている。ただ会う。という感覚。
人や自分への執着がなくなっていくと、様々な損得、つまりエゴも出にくくなる。
目の前に来た誰かのお誘いを受けるという道を選択すると、その人と会うパラレルワールドが出現する。
受けないという道を選択するとそのパラレルワールドが出現する。
その選択すらも肚は知っていると思うので、勝手に出てくるものを出す、感じ。
もし、選択した道が間違った感覚になったら、実は間違いなど一つもないので、それも必要な経験として組み込まれているだけ。
そうわかれば間違ったという感覚や後悔した思いも全てエゴだとわかる。
お誘いにYes のときはいいけれど、Noのときにお断りする理由が「肚がNoと言っているから」と言えれば楽だけど、全ての人に通用するわけでもない。そういうときはやんわりお断りするけれど、相手が嫌でNoなわけでもないので、嘘なくうまく伝えられる方法をもう少し考えていきたい。
通用する人には正直に伝える。あなたが嫌でNoではなく、今私の選択がそうなだけ。と。
それでも、「格好つけている」と言われたこともあるし「孤独にならないか心配」と言われたこともある。
どの言葉も私に向けた言葉のようで、相手のエゴであるので感情も動かないし、振り回されない。
こうして人は自分の損得で誘ってくるのだと今更ながら気づいた。笑
よく食事しようと誘われ、一方的なその人のキャリアや仕事の相談だけの会もあった。後から考えると、私はこれをお仕事にしていてお客様からお金頂いている。コンサルティングじゃん、と思うことも一度や二度ではない。
そういう時は、信用貯金が貯まったと思うようにした。
本当は私が私を大切にしていればいいだけのことなんだよなぁ。
自分のエネルギーをなにに注ぐかということ。これが重要。
以前も今もご縁は大切にしているけれど、「大切にする」の意味が変化した。
以前のご縁の大切さは損得が含まれている。断ると次はお誘いがなくなるかもしれないから行こう、悪い印象を与えてしまうかもしれないから行こうとか。
今のご縁は損得ではない。お誘いをお断りしてもご縁は切れないし、切れたとしてもそのタイミングが来ただけ。と思える。
とにかく肚がYesかNoかだけ。
このように選択していくと、何が起こるか。

会う人が激減する。
会おうと言う人のエゴが良く見える。
会う人が限定される。
本来の自分でいられる人とだけ会うようになる。
これが日常になる。
穏やかな毎日になる。
すでに分かってくれている感覚があるので、大切だと思うことを発するようになる。
それ以外はあまり発しないから労力が減る。
エネルギーを無駄に使わず、大事なことや人に注ぐようになる。

いつも多くの人たちと関わってきた私としては、今の状況は激変ではあるけれど、またご縁は巡り、お互いにとって必要な人が現れるのだと思っている。
人生が過去の延長で存在すると考えるからご縁を続けようと思うのであって、選択した新たな世界が存在するだけ。この感覚になると、限定的に会っている人たちも新たに出会って今共にいるとわかる。
あなたの新たな世界に誰を存在させるのか。どんな世界を創るのか。ということ。


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