ハイテクハーフマラソン
昨日(1/9)赤羽からほど近い、荒川沿いを走るハーフマラソンに出場しました。10日前にフルマラソン(Beyond)を走ったばかりなので、頑張りすぎず、キツめの練習会のような気持ちです。
結果発表。
100分を切ることができました!ギリギリに滑り込んで8秒前。
1時間39分52秒。
これでハーフマラソンの自己新記録更新です。
ゴールした時は泣けます。泣いている人が他にいなくて恥ずかしいけど、涙がポロポロ出てきます。嬉しさや緊張の糸が切れたような安堵感がいっぺんに押し寄せてきて、オエオエと嗚咽を漏らしてますが、そんなランナーは周りにいません。
ハーフマラソンで1時間40分を切ることがサブ3.5(フルマラソンで3時間30分以内で走ること)の走力と言われます。1時間45分を2倍したら3時間半ですが、前半と後半が同じ速さで走れるわけではありません。それで1時間40分以内を目指しました。なんとか達成できてよかったです。
感染予防対策で3つの集団に分かれ、15分おきにスタートします。私は真ん中の第2ウェーブ。荒川の河川敷を10kmちょっと走って折り返すシンプルなコースです。
ランナーはトイレに並ぶ
いきなりトイレの話ですが、マラソン大会の朝💩便の有無は重要です。体重を1gでも軽くすれば、足取りも1g軽くなります。また走っている途中の尿意便意は拷問でレースに集中できなくなります。
自宅で1便、スタート直前に2便。これが私の勝負便なのですが、同じことを考えるランナーも多く会場のトイレは大行列。少し焦りながら待ちましたが、ギリギリ順番がきました。
スタートエリアに到着したのが出走2分前。最後尾からのスタートですが、身も心も晴れやかです。
目で楽しむ前半
参加人数は1万人。3グループに分かれていても一度に3000人が駆け抜けます。河川敷の道幅はさほど広くないので、気をつけないとぶつかって転倒しそうです。
計画では「10日前にフルマラソンを走ったのだから、無理せずゆっくり走り、中間地点から残りの力を振り絞れ!」でした。
ところがいざ走り出すと周りの猛者に引っ張られます。最初はスピードを落とすことを考えました。
荒川の土手で応援してくれている友達を探して、見つけた時は嬉しかったです。
折り返しコースなのですれ違うトップ選手の苦しそうな表情を見て「後半はあのくらいゼーゼーハーハー苦しくても頑張ろう!」と思ってみたり。
青山学院の駅伝部がたくさん参加していたので見応えがありました。
そんな感じで前半はレースを目で楽しみました。
後半は自分との対話に入ってきます。
苦しい後半
よく「カラダの声を聞きましょう」と予防医学の観点から言われますが、走って苦しくなってくるとカラダの声はめちゃくちゃうるさいです。カラダは大音量で話しかけてきます。
折り返したところから1段ギアを上げ、少しスピードをアップしましたが、2kmも走るとペースが落ちます。
自分の目標ペースを維持している人を探して、その人の背中について走るようにしました。マラソン大会でゼーゼーハーハーと苦しい時は自分のカラダの声を聞いている場合ではありません。一緒に走っている人に照準を絞り、その人の背中を見ながら、必死に着いていこうとします。
誰もが苦しいところなので、急にペースが落ちる人もいて、そうなると次の人を探して食らいつきます。
フォームも崩れ、表情も崩れます。ブサイクかどうか?そんなことを考える余裕がないのに、19kmを少し過ぎ、時計を見ると気持ちが変わりました。
おや?この調子で走ると1時間40分は切れない?
疲れすぎているのでタイムと距離の正確な計算ができません。大雑把な計算(1kmを5分)で残り2kmを走った場合・・・え〜っと40分を超えてしまう!これくらいの計算が限界でした。
最後はブサイクを通り越した鬼の形相が通ります。趣味なのに◯ぬ練習かよ!とカラダの罵声が聞こえてきましたが、走り切りゴールで泣きました。
自分では必死に走ったつもりでしたが、疲労困憊すぎて後半のスピードはさほど上がっていません。でも目標タイムがなかったら、1時間40分を切れませんでした。
こんな大会レポートをお読みくださってありがとうございます。
次は3/16の名古屋ウイメンズマラソンです。
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