名古屋ウィメンズマラソン 2024
まずは結果から
なんとかサブ3.5(3時間半以内)で、ホッとしました✨18,000人くらいがスタートしてるので上位2〜3%には入れました。
名古屋に前泊
今回初めてフルマラソンを走る友達と名古屋で合流。名古屋コーチンの親子丼🐓🥚をいただきました。
初めてフルマラソンを走るワクワク、ドキドキを話す友達といるだけで、こちらもフレッシュな気分を味わえます✨
私はマラソン歴が10年なので、おそらく20回は走ってます。もう新鮮さはありませんが今回は友達のワクワクが伝染していつもよりハイテンションです。
バンテリンドームで受付
※地元ではナゴドと言うらしい
名古屋ウィメンズマラソンはギネスにも載る🌍
世界で一番大規模な女性だけのマラソン大会です。
受付では性別の分かる身分証明書が必要。写真がついてても運転免許証は不可です😱
私は保険証を見せて、ゼッケンを受け取りました。
EXPOは人でごった返していたので夕飯へ。
やっぱり鰻
今年の完走Tシャツの色、見た?
こんな感じの色よ〜と言って指差した生わさび。
明日は頑張りましょうね❣️と早めに解散。
誰もお酒は飲みません🍺
練習を積んで、明日は勝負するという心意気が伝わります。
ドライバー手袋 110円
ホテルに帰る途中、かなり寒くて、みぞれというか雪が一瞬チラつきました。
レース用手袋を忘れてしまい、100円ローソンでドライブ手袋を購入。
NIKEとノースフェイスの手袋で走っていたことがありますが、高級スポーツ手袋はなぜか片方を落として失くします。でも百均の手袋は無くならなりません。素材の問題?ちょっとボサっとした感じが荒削りな私にちょうど良いのでしょう。
この手袋は指先の操作性もよく、レース中のジェルの開封もスムーズでした。
かなり薄手なのでコップからこぼれた水が手にかかっても、乾きやすく気にならない、肌に近い感じでリピート確定です👍
ウェアと補給食
🦵脚攣り対策
私の足攣り対策は「塩」です。
写真にもありますが塩を個包装(3gくらい)したものを3つ取りました。ラップに包むより、小さな袋(ゼッケン用🧷の入ってる袋)の方が、口で破って放り込むのには良かったです。
コムレケア(芍薬甘草湯)よりガツンと効きます。(※個人の感想)
当然しょっぱいので、水分補給の看板がチラッと見えたら口に放り込み、水で流し込みます。
しかし一番の対策は塩ではなく1ヶ月200km以上走ったことでした。
結果的に35kmで脚攣り予兆はあったものの、最後まで攣らずに持ちました。
去年出た大会は毎回脚が攣ってしまい、3時間半以上かかってしまいました。
もう年齢とともにタイムは下降線⤵️なのか…うっすら寂しく思っていましたが、返り咲きです🌸
ホッとしました。
👇ここからレースレポート🏃♀️
スタート〜21km
Aブロックの最後尾からスタートして、Bブロック先頭にいた3:30のペーサー3人の後ろにベタ付きしました。
スタートして3kmくらいまではペース4:50くらい。大群を縫うように進みます。
サブ3.5のペースは4分58秒なので少し早い💦
が、ここは良し悪しなんていってられません。大混雑の中ペーサーに食らいつきます。
5km以降はペーサーの真後ろではなく、集団の中心に入り風除けフォーメーションに紛れ込みます。
先はまだまだ長いので、とにかく体力温存。ジョグ感覚で着いていくことにしました。
過去のレースは集団走に入れると良い結果を残せてます。
ペースを気にしなくても良いし、自分のフォームやピッチが崩れてもほかの人たちのフォームを見てリセットができます。
3:30はかなりの大集団でした。
給水で減速したり、ぶつかるリスクが増えて体力を消耗します。
1箇所目の給水ポイントでぶつかりそうになり、その分の遅れを取り戻すのにスピードを上げ、こりゃ疲れるぞと思ったので、次の給水からは集団の外に出てペースを上げ、先に取りに行く方式に変えました。
人との接触が少なくなって、神経をすり減らさないので、このやり方は合ってました。
そうこうしているうちに、先頭の鈴木亜由子、安藤友香、加世田 梨花とすれ違います。一瞬しか見れませんが、トップ選手の走りはエネルギーを貰えるので、私はスライドする際に近づいて大声で応援します。
中間地点の時計が1:43:40と見えました。
貯金時間は1分20秒。
私の予想ではこの集団についていくと2〜3分早くゴール(3:27〜28)だろうなと踏んでいました。予定通りです。
私は3:25切りを目標にしていたので、この集団よりあと5秒はスピードを上げなくてはいけません。4:40〜45で進みたい。
どこから飛び出そうか??
そんなことを考えてる中間地点でした。
25kmで集団から抜け出す
走る前は28〜32kmで3:30の集団から前に出るつもりでしたが、今より急に10秒もペースアップするのではなく、少し早めに飛び出して5秒だけ速く走る方が後半まで崩れないのでは?と考え始めました。
日本新記録を出した前田穂南ちゃんは21kmで飛び出し、選手たちも、それを観ていたレジェンドランナーたちもどよめいたことを思い出しました。
一般論は捨てよう。
レースは生モノなんだから。
と自分を鼓舞して25kmから前に出ました。
どこかで脚が動かなくなって、3:30集団に再び吸収されてしまうかもしれない。それでもいいから出るなら今だ!
一般市民ランナーでも心の中ではそんな勝負をしてます😇
飛び出したはいいけど、軽いアップダウンに揺さぶられました。
集団の風除けがなくなったので、時々風に煽られました。
30kmくらいのなだらかな下りだけは飛ばしました。前の人の背中に視線をロックオンして、ゆっくりでも確実に追いつく。
集中を切らさないようにしました。キツいキツい…と心の声がうるさくなったら、集中しろ!フォームは崩れてないか?ピッチは遅くなってないか?と走りに意識を向けるように。
33kmから意識朦朧
33kmくらいから細かく考えられなくなってきました。あと9kmなのは分かるけど、腕時計を持ち上げてラップタイムを見ることさえ面倒です。
ジェルをポケットから取り出すことさえ億劫に感じましたが、最後の補給なのでジェルと合わせて塩も取りました。
足攣りの予兆があります。でも直ぐにでも攣りそうってほどではありません。
集団走を抜け出すと風避けがなくなるので、風の影響をうけました。
風は気にしない!
と自分に一蹴。
ずっと吹き続けるというより、風通りのいいところで不意打ちを喰らう感じだったので、一々気にせず前の人をひとり、ひとり、と拾って。
初めは抜いた人数を数えてましたが20人を過ぎてからはよくわからなくなりました。
ラストの2kmは脚がまともに回らなくなりました。そこでふと昔の悪いフォーム、膝を振り出すリーチアウトで進んでみたところ、使う筋肉が違ったのか、スピードが落ちずに進めました。
この際、なんでもいいから!
ゴールのバンテリンドームが近づくとアバのダンシングクイーンが聴こえてきました。毎年脚攣りとセットで聴いてます。
3時間26分…目標は25分を切ることだったのでちょっと苦い思いですが、最初から最後まで計画通りに進めたので大満足の名古屋ウィメンズマラソンでした。
初マラソンの友達も無事完走してました❣️
ヨレヨレになってましたが、一緒に練習もしたので感動ひとしおでした✨
とっても長いレポートを読んでくださってありがとうございます🙏💕
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