XREAL Air 2 Proの使用感についてまとめてみた
Keyballコミュニティを見ていると、こんなツイートを見かけた。
自分はちょうど全アイテム(XREAL Air 2 Pro・M2 Macbook Air・Keyball44)を持っていたので、改めて使用感について書き出してみる。
はじめにざっくり感想
あまりにもアプリが不安定なため、喧伝されていることが完璧にできるデバイスかというと今のところそんなことはない。
でも、単に持ち歩けるディスプレイとしてアプリ無しで使っているだけでかなり便利。
少なくとも自分は買ってよかったと思っている。
いいところ
★★★★★:かけるだけでいい感じの位置に27インチディスプレイが表示されるような感覚で作業ができる。かなり画質が良くて字もしっかり読めるし、フレームレートも90Hzで不足なし。
★★★★:透過度調整機能が便利。明るくすれば外がバッチリ見えるし、暗くすれば外が明るかろうとちゃんと映像が見える。
ちなみに、初代はこれがなかったので、周りが明るい時は別途遮光用のプラパーツをカポッと前面に嵌めていた。単純に面倒だし完全に前が見えなくなるしで不便だったけど、Air 2 Proになって解消された。
★★★★:初代に比べて、掛け心地が相当改善された。3時間位は平気でかけていられる。
★★★:輝度調整も可能。最大にすると眩しいレベルで明るくなる。透過度調整とあわせて使えば、映像が暗くて見えないなんてことはまず起きない。
★★★:ターミナルからスリープを無効にすることで、カバンにMacを入れた状態でも作業ができる。机の上にKeyballだけ置けばいいので超コンパクト。
★★:3画面化したとき、しっかり首の角度に追従して映像が動くため、自然に使える。右を向いたら右の画面が、左を向いたら左の画面がちゃんと見える。
気になるところ
☆☆☆☆☆:アプリで3画面化できるが、その肝心なアプリが不安定。
Macで使用したところ、そもそも文字が小さすぎて読めたもんじゃなかったり、Mission controlで映像がグチャグチャになったりした。正直実用に堪えない…。
☆☆☆☆:3画面化する場合、アプリ使用時に比べて表示領域が狭くなる。
そもそも縦が若干狭くなるのと、キレイに1画面を視界に収めるなら首の向きを吟味する必要がある。
☆☆:主に外で使う場合、地面の照り返しが気になるときがある。
例えば昼間に外で使うと、陽に照らされた自分の服が見えたりする。
(メガネの位置から真下を見てる映像が映り込むイメージ)
ハーフミラーで映像を見る構造上の問題なので、透過度調整でも対応できない。
グラスの下側をカバーするパーツがあれば対応できるかもだけど、試していない。
☆:アプリを使わないと、首を動かしてもディスプレイの位置が動かない。
自分はこれをむしろメリットとして使ってるけど、人によっては気になるかも。
最後に
こういうARグラス、作業に使うのももちろんだけど、iPhoneを繋いで電車や飛行機で動画を見るのに使うのも便利。
USB-Cでつながる超コンパクトなサブディスプレイとして色々使いでがあるので、一個持ってても損はないように思う。