神谷町&麻布台周辺散歩その9:麻布台ヒルズ開業後の訪問
12月4日のつぶやきに残してありますが、この日麻布台ヒルズに1ヶ月ぶりに行きました。会社の健康診断で神谷町に行くことになっていたので、その帰りにちょっとぶらり旅。
11月3日と違ったのは、建物や中央広場に入れるようになったこと。そしてやはり人が増えたこと。朝と夜の時間帯によくCMを見かけるようになったし、情報番組で特集されていたりするので、知名度が上がったのでしょう。
11月3日に訪れた時は、桜麻通り沿いの1階部分には具体的なショップ名が出ていませんでしたが、そこに高級ブランドの店舗がいくつも見えた時、やっぱりこういうネームバリューで高級感を植え付けたいのかな、と正直ちょっと興醒めでした。この街にはそういうものが必要なんでしょうか。
麻布台ヒルズとしての開業はしてるけど、先行オープンの店舗数はまだ少なめでした。だから営業中の店舗はどこも混んでて立ち寄る気になれず。
開業エリアからちょっと外れたレジデンスBは地味に工事作業中でした。
安心して下さい、順調に着実に空に向かって伸びています。
昼時だったのでどこかでランチしようかと思いましたがそんなに甘くありませんでした。飲食店はどこも満席、待ち行列。この混雑はオープンしている店が少ないのに加え、月曜日の13時過ぎというランチからは外れた時間帯だったのにけっこう人が多かったせいです。新し物好きの暇な人は割とたくさんいるんだな、なんてちょっと嫌な考えに及んでしまいました。
食事は諦めて帰ろうと、地下1階の駅前広場へ。
以前はなんにもなかった5番出口への通路にはブランドの広告が掲げられていました。そしてその中にあったこのメッセージ。
「人」とか「誰もが」とか書いてあるけど、実際にこの街に足を運んでみると、ごく一部の限られた人に宛てられたメッセージにしか見えなくなってしまいました。理想的な街ではありますが、ここは私の生きるところでも住めるところでもありません。東京タワーが見たくなったら、上級気分を味わいたくなったら、もしかしたらまた来るかもしれませんが、今後訪れる機会は確実に減るでしょう。
以前のこじんまりした戸建てや集合の住宅が建ち並ぶ姿からは高級住宅街のイメージは感じなかったけれど、我に返ればここは港区麻布台。それを考えたら都心のど真ん中にある麻布台ヒルズが狙っている利用客層は(言い方は悪いけど)やっぱりここに住めるほどの財力のある富裕層、上級国民なのかもしれないですね。
おまけ。
これはこの日の外苑東通りの写真なのですが、たまたま通りかかった時こんな風に道路が封鎖されていました。実はこれ、飯倉交差点と飯倉片町交差点ではよく見かける光景で、抗議行動の車などに入って来られないようにするための侵入防止柵です。(開けたり閉めたりされてます。)
タワープラザ手前の道路にコレが移ってきた?とは思いませんでした。まさか尾根道から通り抜けできるように整備されたから?六本木方向から来る車がここまでは入ってこれるようになったってことでしょうか。(抗議の矛先はだいたいこの先のロシア大使館です。)
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