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街歩き録

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街歩きの記事をテーマごとに並べ替えてみました。
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#千代田区

日本橋川橋巡り5:新川橋から三崎橋(分流点)まで

前回の堀留橋からの続きです。見出し画像は目指していた東京ドームが見えてきた新三崎橋手前。ドーム側の熱狂ぶりはここでは見えません。 新川橋(しんかわばし) 西岸は千代田区飯田橋2丁目、東岸は神田三崎町3丁目と西神田3丁目の境界です。相変わらず首都高の高架橋の真下にあります。今の橋は昭和2年7月に架けられました。 一つ前の堀留橋に「堀留橋から神田川に至る区間も、明治になって再び掘削され、日本橋川と神田川が結ばれました」という説明があったように、江戸時代に一度埋立てられた三崎橋

日本橋川橋巡り4:錦橋から堀留橋まで

前回の神田橋からの続きです。 (タイトルに番号を振りました) 錦橋(にしきばし) 北岸が神田錦町、南岸が大手町一丁目に架けられた橋です。皇居の周辺を囲む内堀通りの気象庁前交差点から錦町河岸交差点の間に橋があります。(この道をまっすぐ進むとお茶の水駅前です。)橋の名前の由来は橋がある地名(錦町や錦町河岸)からきているようですが、地名の由来はこのあたりに旗本の一色(いっしき)氏の屋敷が2軒あったから二色→錦となったという説があるそうです。(Wikipediaや他サイトの情報よ

日本橋川橋巡り3:常盤橋から神田橋まで

さて、続きです。 常盤橋(ときわばし) 日本橋川は一石橋の先でカーブしているので、一石橋と常盤橋との距離はかなり近くてお互いがすぐに見える位置にあります。つまり橋が架かる方向もここで変わり、常盤橋は東西に伸びた道路上にあります。東岸は中央区本石町、西岸は千代田区大手町2丁目です。 「ときわばし(ときわはし)」という名前の橋は2つあって、こちらは関東大震災後の復興計画で作られた道路橋です。(ところで、下に半蔵門線が走っているこの道路の名前は何というのでしょう、探しても出てき