キャラクターがいなきゃダメですか?

息子のメガネのフレームが壊れた。

体育のマット運動がはじまったことを知っていたら先に

こちらが対処しきれたんだけれど。

マット運動をするために眼鏡を置く場所がなくて

仕方なく(そもそもメガネがないと世界が見えないので遠くに置くということもなかなか厳しい)

体育館の床に置くことになったわけだが、踏まれたらしい。

それについて息子は「自分が失敗したな」と思ったという。なかなかの成長。

弱視なので治療用メガネである。

そのためある程度のメンテナンスは某老舗メガネ屋さんにもっていけば

なんだかんだ直してもらえる。

そのための「老舗メガネ屋さんで治療用メガネをつくる」なのである。


メガネフレームなんぞ、最近はくっそ安いわけで。

そして安いから買い換えられるってことではなくて

「大事に使う」ってことを学ぶことでもあるわけですよ。


そんなわけで幼稚園年少に入ったころからずっと弱視矯正用のメガネをつけている息子氏なのであるが。度数変更をした小学校入学のあとに買い替えした一回だけで。メガネを壊して買わなくてはいけないということになったことは一度もない。なにより「眼鏡を大切に使う」ことを彼なりに学んできたからである。


ここまで盛大な枕でした。


あと、一応保険とかで新しく作るためには

メガネを「破損した」ひとが損害賠償保険を使って「弁償してくれれば」こっちの持ち出しはないということになるんだけれど

今回。担任の先生が「メガネフレームを曲げて直そうとした」という事例が発生しているので正直「担任の先生…保険でなおしてくれます?」とボクは突っ込みたい(これはどうなんだろうね?わからん)


メガネのフレームがまがったら「そのままメガネやに持っていく」んだよ

無駄に元に戻そうとしないでいただきたい!


つまりこどものメガネのフレームなんてっておもっているかも、しれない

治療用のメガネなんですけど…


と、いうのを「去年までの先生たちには説明しなくても理解してもらっていた」んだよねということです。

やっぱり事細かに説明をしなくてはならないということをボクは反省した。


最終的に息子氏は一日欠席してメガネを治してきたんだけれど

担任の先生から「眼鏡をなくさないようにチェーンとか必要だね」みたいなことをいわれたらしく


息子氏「こいつなにいってんだ?」ってなった模様www

>最近はトマトグラッシーズとか、耳かけ部分が最初からずれないようにされているキッズ眼鏡とかもあるんでしょうけど、息子氏のメガネは耳掛け部分にテンプルカバーをつけて調整してもらってます…


\マット運動以外で運動するときに眼鏡そのままで落ちないだろ!/

と、大声でいいたいんですが。今年の担任の先生とはうまいこと意思疎通ができないことはあきらめたので、今回の一件については直接電話連絡ではなく、連絡帳記載しか「なかった」のでノーコメントを貫いてます。

やまほど、文句があるわwww

とはいえ、メガネで1.0の視力がでるので弱視という判断ではなくなったんですけど(小児専門眼科では)

ただ、今回裸眼で視力検査を「してもらった」結果

1.0と0.2みたいな左右差があることだけはわかったので。

そのあたりを「町」の普通の眼科でセッティングできるんだろうか?って感じになってます。その昔それくらいの「視力差」がある友人(小学生時代)がハードコンタクトレンズを利用してたので…


さて。

息子氏は先天弱視で眼瞼下垂なので小児専門病院に通っていたわけだけれど(息子の発達外来も同じ小児専門病院内にあるんですけどね)

小児眼科でものすごい勢いでアンパンマンとかのシールとかいろんな器具とかにはってあったり、人形があったりで

「ほら、アンパンマンみて」とかいう指示をすることで検査がスムーズになるってやつですけど。

うーん…ってなってました。


なぜなら私、アンパンマン見せてなかったから。

>根本的に幼児にアニメーションやテレビ番組が必要ない派の人間なので


全員が「同じキャラクターを好き」と感じるんだろうかという疑問。

ドラえもんやアンパンマンは「わかりやすい理解しやすいキャラクター」っていうことだけれども「そうじゃないレアな子供だっているだろ?」って思っているわけです。


ま、息子はレア方向だったんですけど(爆笑)


見たことがないので「そういわれてもわからない」

指示、うまく通りませんでしたね。

たぶん、発達に問題があるほうの言語理解が低いほうの子の場合

アンパンマンとかドラえもんとかが「わかるほうが指示が通りやすくそれが共通のコミュニケーションというか言語になるだろう」っていうのは

とってもとってもよくわかります。


(おまけ:うちの長女は「中に人がいるタイプの人形」がとても苦手で、「おかいつ」を見なかった赤ん坊でした。怖いらしい。成人した今でも舞浜のキャラクターたち以外の「中に人がいるタイプの人形」はみたら回れ右をします)


それはある種の「機会損失」なのかもしれない。んですよね。

あるキャラクターに親しみをもち。そのキャラクターが演じる物語を

親しみを持ってみることができ。その作品から「感情を豊かにするヒントを受け取れる」ってことだから。


小さいころに眼鏡をかけようとするといろいろ嫌がるとかあって

そういうときにも「好きなキャラクターを使うといいですよ」みたいなアドバイスがあったわけですが。そもそも好きなキャラクターなんぞいないがなってなってたわけです。

「こどもちゃれんじ」のパペット「しまじろう」がそのためのキャラクターなんだろうなって。「小さい時から一緒にいるキャラクターのおともだち」

その子と一緒に成長していくことで…考えてみたら「チート」だな


でもその「チートはいつまで続くんでしょう?」と


ずっと?



鬼滅コラボのチャレンジタッチを解約しました。

理由を説明しました。

それについて深くオペレーターさんは話を聞いてくれました。


でも「うちがレア」なんです。たぶん。

いままでキャラクターがいなくても教材を使っていました。

いままで教材が進まなかった子たちが「そのキャラクターがいること」で

学習が進むというのであればそれとてもよいチャンスなのです。

だからそれはそれで「よい」ことなんです。と私は言いました。


そして息子に伝えました。

「もしかしてさ?そういう、鬼滅じゃなくても進研ゼミ的なキャラクターとか必要なかったいままでも?」と質問してみたら

「そうだね」といいました。

そういうのが「必要ない」んだよね。

オマケとかさ、付録とかさ。

彼の中では「勉強におまけ」がいらなかったらしい。

でも彼には彼なりに「残念だな」とは思ったらしい

キャラクターとかなければ、いいアイテムだなとは彼も彼なりに考えていたらしい。


中学生になったらそういう「キャラクターがなくなる」といいよね。

そうしたらまた始めよう。みたいな話し合いをしたわけです。


こっちが属性として「レア」なんだからさ

レアなほうはレアなりに生活していくしかないわね。




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