デートDVを知って過去の私を大切にしようと思った話。
デートDVという言葉を聞いたことがありますか?
デートDVとは、カップル間で起こる暴力のことです。
私は、看護学校の授業で聞くまで、デートDVが何か分かりませんでした。
デート?DV?デート中に暴力を振るわれるということ?そんなことありえる?と全く言葉の意味を理解できていませんでした。
デートDVをネットで調べたら、内閣府の男女共同参画局のホームページに載っていた暴力の種類が分かりやすかったので引用します。
上記の暴力の種類を見たときに、【性的な暴力】に書かれている内容もデートDVに該当するのだということに衝撃を受けました。
例えば、相手のことが好きだから、相手に嫌われたくないから性行為を受け入れなければならない、避妊してと言えないことは、暴力の一種なのです。
自分のことも相手のことも大切にして、相手と対等な関係性を築いて、お互いの同意があることが大事。
私も昔を思い返してみると、これらの暴力に該当することをされていたなと……。
当時は、相手に嫌われたくないから受け入れなくちゃいけない、好きだから嫌って言ってはいけないんだと思っていましたが、デートDVを知り、あの時の自分に「あなたは悪くないよ」と優しく抱きしめてあげたくなりました。
自分も相手も対等な関係というのは、文字で見たら、そんな当たり前のことと思っても、実は難しい。
相手に嫌われたくないという思いが先行して、本来の自分の思いを無視してしまったり、これぐらいしょうがないと自分の思いと反した行動を取ったり、自分を大切にしてあげられなかったりという人は、自分だけでなく、周りにもいるかもしれません。
誰もがデートDVの加害者にも被害者にもなりうるし、客観的に「恋愛」について考えていくことで、恋愛の構造や、暴力が起こる仕組みを知っていくことで、パートナーとのより良い関係を築いていけるのかもしれません。
まだまだ、SRHRについて学び始めたばかり。
これから少しずつ知っていきたいと思います。