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アサードの肉のにおい

今日は日曜日。

朝、9時から肉を焼いている。

アルゼンチンの伝統焼肉料理アサード。

焼肉といっても、日本のように薄い肉をササっと焼いて食べるわけではない。

こちらは厚さ3,4cmくらいもある肉の塊を低温で3時間くらい焼いて食べる。

だから朝、9時から肉を焼いているのだ。

下味付けは岩塩。そして、タレとして、チミチュリというアルゼンチン定番のソースをかける。

キッチンにはいい感じの肉のにおいが漂っている。その中で、マテ茶を飲みながら少し仕事をしている。

焼肉一つとっても、日本とアルゼンチンの習慣の違いを表しているように思う。日本はせかせかしていて、アルゼンチンはどこかのんびりしている。

アルゼンチンに来て早1年と少し経ったのだけれど、仕事の仕方やライフスタイルは日本のようにバタバタしている。そんな中、日曜日の朝に肉が焼けるのを待つこの時間はなかなか贅沢なものだと思った。

この肉のにおいが身体に染み込むようかのに、少しでもアルゼンチン的な思考やライフスタイルを自分に染み込ませて日本に帰りたい。

Me encanta mucho el asado Argentino.
(アルゼンチンのアサードが大好きです)

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