見出し画像

SNS時代のコンビ名のあり方

お笑い芸人のゴンビ名、トリオ名は、昔は「ん」がついたほうが売れる、と言われてました。
実際、「ん」がついたコンビ名で売れてる方も多いですね。

ただ、いまメディアがネットやSNSが台頭してきている中、別の視点からも適したコンビ名があるように思えます。

結論としては、Webでの検索やSNSのハッシュタグを意識したほうがいい、ということです。

どうゆうことかというと、一般名称や、他に強い固有名詞となっている名前は避けるということです。
例に出していうと、いま人気の「和牛」さん。
「和牛」は一般的にも使われます。なので、「和牛」で検索すると他のページなども引っかかってきてしまい、情報にたどり着きづらくなってしまいます。SNS上でのハッシュタグや検索でも、「和牛」では、お肉屋さんなどの投稿が混じってしまいます。
もちろん、美味しい和牛が食べたいと思った人が検索した場合にも逆のことが起こります。

これは「和牛」だけじゃなく、「ニューヨーク」「ピース」「祇園」なども同じ。「いぬ」というコンビがいるのですが、ハッシュタグも検索も、本来の犬のノイズがすごいのでなかなかたどり着くことが難しいです。

それ以外にも「他に強い固有名詞がある」場合もあります。
例えば、「アインシュタイン」だと、検索結果は相対性理論でおなじみの20世紀を代表する物理学者「アルベルト・アインシュタイン」が多くあがってきます。「ロバート」や「ミキ」も同じです。
「トット」も検索すると確実に徹子さんが出てきます(笑)

ハッシュタグの場合はコンビ名の後ろに芸人名なども入れると絞り込めます(「#和牛川西」「#ミキ亜生」など)。

「ハリセンボン」「銀シャリ」などは一般名称ですが、元の名称があまり使われてないワードだと、コンビ名のほうがワードが強くなるのでそこまで元のワードが影響することはないようです。

もし一般名称のコンビ名にしようとした場合も、その単語の後ろに何か一文字足すだけでもかなり回避されます。
例えば、「おにぎり」にしようとした場合、RやZをつけて「おにぎりR」「おにぎりZ」などにすると、なしでは他の検索結果がひっぱられますが、RやZ付きだと絞り込まれます。

コンビ名をつけるときは、ネットやSNSを考慮するなら他とかぶらないような名称にする、一般名称を2つ使うなどにしたほうが、なにかと良いです。例えば、「霜降り明星」や「コロコロチキチキペッパーズ」「3時のヒロイン」など。

強いワードが先にあったとしてもそれを凌駕するほど、めちゃくちゃ売れればいいのですが、そこにたどり着くまで、他の名称よりはちょっとハンデにはなるかもしれません。

検索しづらい、たどり着きづらい弊害は、コンビ当人もそうですが、ファンが情報を集める場合などにも困ったり、何かイベントや施策をした場合に、SNSやネット検索などで思った結果を導くづらくなり効果が薄れるなどもあります。

いざとなったら、さまぁ〜ず(元バカルディ)や、くりぃむしちゅー(元海砂利水魚)のように、途中で改名するのもありなので、つけたあとからでも遅くはないですw

ということで。コンビ名をつける時に参考にしてください。
って、大多数の人生でコンビ名をつけることはないとは思いますが、サイト名やYouTubeチャンネル名など何かの名称をつける際にも参考にしてください。


余談ですが、いまっぽい名称にするなら「ぴ」とか「ぱ行」を入れるとそれっぽくなります。「タピオカ」や「ぺこぱ」「ぴえん」など、「ぱ行」はイマドキ感を醸し出すことができそうですww

(あくまで個人の意見です。)

“A smile shared is a smile doubled.”

画像1

Twitter:笑う仔犬( @walaukoinu )

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?