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リボルバーについて

先日、リボルバーという曲をリリースした。
自分にとっては、リボルバーというタイトルの曲をリリースする事そのものに意義があった。MVも、衣装も、意味があるものでまとめられた。すごく内省的な作品になったと思う。

そもそもリボルバーというタイトルはハヌマーンのリボルバーから拝借している。Brian the sunにもリボルバーという曲があった。どちらも、関西発祥で物理的にルーツの近いバンドだと思っている。それから着想を経て、東京のバンドとしてtellmoreがリボルバーをリリースした。だから、"これが俺なりのリボルバー"なのだ。詩の中で繰り返される"幸福"という言葉も、ハヌマーンフリークならぴんとくるところがあると思う。

てなわけで、関連楽曲を貼っていく。
はじめてこの曲を聴く人も、
聴いたことあるよって人も、
楽曲の相関を想像してくれたら嬉しい。

そういえば、yonigeもリボルバーって曲を書いていた。このバンドも関西出身だったと思う。若干物議を醸した(?)曲だったけど、個人的には好きだし何度も繰り返し聴いた。
せっかくなので紹介すると、すべての楽曲の中で1番好きといっても過言ではない名曲、"アパルトの中の恋人たち"も紹介しておく。

数え切れないほど聴いたハヌマーンの楽曲が、たくさんのバンドに影響を与えて、また音楽が産まれていく文脈や営みが愛しい。

アパルトの中の恋人たちのイントロを聴いている。レコーディングを終え、中華屋で終電を逃しネットカフェに泊まり、始発で家に帰る道すがら、都会に差し込む朝日と冷たい風。心なし早く聴こえるこの曲と軽微な頭痛を思い出す。今となっては昔話。遠い過去の記録みたいだ。

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