活かす人
ひとは発想と、その発想から展開される実践によって誰もが幸せになれる。
たとえば不安や怒り、憎しみや批判などのネガティブな状況を前にしたときに、どのようなアイデアが湧いてくるのか人間力が鍵になる。
ユーモアで笑い飛ばす人もいれば、一旦呼吸を整えて冷静になる、学問を応用し対処する、経験が物をいう事もあれば、負けん気で押し通す方法、参考になる情報を集めたり、状況が変わるまで待つ人もいる。
その人それぞれが培ってきた発想と方法で目の前の状況と向き合う。
さまざまな知識や経験からアイデアを生み上手に対処できる人は、たとえどんなに不利な状況を前にしても人生を幸せに生きる事が出来る。
人間力のある人は幸せに辿り着きやすそうです。
しかし個人力であると言えます。個人でできる事、発想には限界も見えてきます。とくに多勢に無勢な状況を目の前にしては個人力はとても儚いものです。
個人の幸せ、自分だけ幸せである状況はとても儚い。不安定な幸せといえる。
周りに不安を抱える人や悲しむ人が見られれば、人として潜在意識下で安心していられないからである。
人として安心できないから幸せの買い占めが行われる。
それがますます幸せを分け隔てて分断し、誰もが幸せでいられない環境の幻の幸せとなっていく。
幸せは繋がりを生むシステムにある事で安心と手を結ぶ。
個人の幸せを追求していく能力に長けた人もいれば、幸せを分かち合いたいと願う人もいる。好みがそれぞれにある。
そのどちらにも信念があり、必ず一長一短があり、どちらが良いとか悪いとかいう分断する発想ではない。
だからこそ一長一短、ポジティブな面やネガティブな面と向き合ったうえで調和させる発想が大事になる。
調和と繋がりの循環を断ち切るような批判や嘲り、思想などから、
繋がる発想に転換したその瞬間に幸せの循環は始まる。
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