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自由奔放な次男のつぶやき

小学2年生の次男を連れてちょっとした集まりに出かけてきた。
寄せ植えを寄付しに行くというもので、大人6人の中に小学生がひとり。

こういう状況での子どもの対応は2種類、
喜んで大人の中に溶け込もうとするか、母親にくっついて離れないか、
に分かれると思うが、次男は典型的な前者のタイプ。
特に今回は女性ばかりだったからか、構ってくれる人も多く、次男は終始ご機嫌だった。

「話してくれない人がいたんだよ。」
帰りながら、次男がつぶやいた。
当然、来ていた人全員が子どもと戯れるのが好きなわけではない。
話すことが苦手な人もいるだろう。
だから、もちろんそれは仕方のないこと。

私もその人には気づいていたが、次男が何度も話しかけていたので、そのことに気づかず、誰これ構わず話しかけているのかと思ったら、人を観ていたようだ。
次男のすごいところは、話してくれない人だと分かっているのに、果敢にチャレンジするところ。
「話しかけ続ければ、話してくれるかな、と思ったんだよ。」と彼は言う。
3回くらいは話しかけて反応をみるのだそうだ。

色々な人がいるし、都合もある。
だから、そういう彼の態度は、時には疎ましく思われているのではないかとも思う。
自由奔放そうに見えて、実は感じやすく繊細でもあるから、そういった時に傷ついている、あるいはこれから傷つくことがあるのではないかと思うと、少し心配だ。

とはいっても、これは彼の問題であるから、親が手を出せるものではない。
私ができることは、彼を信じて見守っていることくらいかな。

願わくは傷つかないように。
それが無理なら、傷ついても立ち直れるように。

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