見出し画像

うまくいかない習慣に気付く

今まで信じてきた常識が通じなくなってきている。

みんなと仲良く
嫌いなことは頑張って克服する
先生や親の言うことをよく聞く

子どもの頃から「それが正しい」と信じてきたことが違うかもしれないと、色々な本から気づかされる。

井上裕之さんの「やってはいけない50の習慣」もそんな本のひとつだ。


学校や親に今まで教えられてきたことは、もはや習慣となって身体に浸みこんでしまっている。だから、当たり前になってしまって、それがおかしいとも思わない。
その一つ一つが「おかしい」かもしれないと教えてくれる本だった。

もちろん、井上先生が提唱している習慣が自分にとって良いものとも限らないのだが、少なくとも私がそれが「常識と疑ってもいなかった習慣」がそうではなかったと気づくことができた。

例えば「睡眠時間や食事の時間を削ってでも仕事をがんばる」ことよりも「仕事より睡眠や食事の時間を優先する」ほうがうまくいくそうだ。
私は勤め人ではないが、会社員だった頃は結果を出そうと食事や睡眠時間を削っていたように思う。
それが美徳だと思っていたし、サービス残業しても結果を出そうと思っていた。

今は自宅で個人で仕事をしているからそこまではいかないが、でも仕事優先にして、食事や睡眠時間を削ってもいいかと思ってしまう傾向がある。

ここには、嫌いなことでもがんばってやらないといけないと教えられてきた小学生の頃からの記憶が影響しているように思う。

かといって、がんばらなくて良いというわけではなく、自分らしさを失わず、エネルギーの注ぐ方向を見定めていくことが大切だということだと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?