専門性がない

考え込んでしまった。
先日、自分の専門性について書いている記事を読んだ。

「発信する人は何かの専門性がなければいけない」と書いてある。
書いている人は、大学の先生のようだ。輝かしい専門性がある。

一方で私はどうだろうか。
コーチをしているので、心のことはもちろんある程度分かる。ただ、専門家かといわれると、心理学の大学を出ているわけではないし、いささか心もとない。

時間を費やした年月からいえば、研究職は15年続けた。細胞培養、抗体作製などは専門だったが、あまりにもニッチで、これで何を発信できるのか。

では、子育てはどうだろうか。長男が12歳なので、12年間続けてきた。しかし、これで専門家と言ってしまえば、相当な数の専門家がいることになる。

どうやら、○○の専門家、というのは難しそうだ。

だったらもう開き直って、好きなことを、思いつきのまま書いていこう。
エッセイの原義は「試み」だそうだ。