自分に責任を取る
うまく責任逃れをする人がいる。
PTAや子ども会の役員、町内会の会長、あるいは何かイベントをして失敗したとき、うまくするりと逃れていくのだ。
そういう人に対してもちろん良い気はしないけれども、一方で「うまいなあ、要領いいなあ」と、ちょっと羨ましくも思っていた。
私はどちらかというと、責任を取って(取らされて)しまう事が多いからだ。
それは、なんとなく貧乏くじを引いたというか、そんな気がしていた。
だが、責任を取るということは、とても大切なことだと知った。
責任を取る人は、その都度、成長の機会を与えられる。
そして、もっと大切なことは、責任を取るということは「自分にはできる」というメッセージを潜在意識に送っているのだそうだ。
だから、責任を取るたびに、潜在意識が自信をつけていく。
これが、責任逃れ、つまり責任を取らない人は、潜在意識に「自分にはできない」というメッセージを送っていることになる。
だから、その場は良いのかもしれないけれど、大きな負の遺産を積み重ねていることになるのだそうだ。
そう考えてみると、責任を取ろうと頑張るたびに成長できてきたし、自信をつけてこれた気がする。
つまり、責任を取るというのは、だれのためでもなく最終的には自分のためなのだ。
責任を取るというのは確かに大変なこともあるけれども、そこから得られるものは大きい。
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