親が楽しむのが大事

永松茂久さんの「40代をあきらめて生きるな」を読んだ。


永松さんと言えば、たこ焼き屋の行商から大成功した方。
人材育成のスペシャリストでもあり、作家としても大成功。今は出版コンサルもされている。

なんとなイメージで、熱血で暑苦しい人(失礼!)なのかと思ったら、本田健さんの作家合宿でお会いしたら、口数も少なく控えめな、それでいて存在感のある方で、なるほど、男性に慕われるわけだと思った。

その永松さんが、この本の中で「女性が輝く10年」として、1章まるまる、女性について書かれていた。
この章の中で、お母さまとご自身のことを例に出しながら子育てについて触れている。

女性は働くことで子育てをないがしろにしているなんてうしろめたさを持つことはない。母親が楽しく働いている背中を見せることが、子どもにも良い影響を与える。
まとめると、そのように書かれていた。

加えて、子どもは環境の動物だから、甘やかせば甘えてくるし、甘えられなければその環境に自分を合わせる ともあった。

私は、自分が楽しさを追うばかりで、あまり子どもに手をかけていないなあ、ということに少し罪悪感を持っていたけれど、その罪悪感はいらないだと思ったら、少し安心した。

一方で、つい子どものやることにいちいち手を出してしまうので、それは彼らの可能性を奪っているのかもしれないと、少し反省もした。
もしかしたら、子どもに手を焼くことで、自分自身を振り返るのをごまかしているのかもしれない。自分自身を知るのは、ちょっと怖かったりもするから。

もっと楽しみ、自分に向き合おう。

なんとなく、背中を押してもらえた気がした。

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