見出し画像

これでファシリテーションの基礎がつかめる!環境整備編

最近私は、自分のラブみなことをやってます。演劇やコーチング、ファシリテーション、裸足で公園で遊ぶとか。一番それを感じたのは、オンラインドラマを一からつくることが決まったんですよ~~~。やぱ、このラブってめっちゃすんげーパワー持ってて、エネルギーが湧き上がってくるんですよ。てことはさておき。。

その中で、今日は私のラブみな一つのファシリテーションについて、Raise your flagで学んだことと、自分の体験も含めてかいています。これを最後まで読むことで、ファシリテーションの基礎がわかって実践できるようになります!


■ファシリテーションの4要素

みなさん、ファシリテーションに大切なことって何だと思いますか?

・環境整備
・問いかけ
・立ち振る舞い
・シュミレーション

この4つがあります。

今日はこの中で環境整備について書いていけたらなと思います。環境整備とはなんぞや?3つの観点からお伝えします!


■集中阻害要因をなくす

参加者がワークや会議に集中できる環境を整えることが大切です。例えば、心を開いて涙ながらに話している横で、ケータイが鳴り響いたらどうですか?なんか出てきた涙も引っ込みますよね。
せっかく創り上げた”場”でも外部要因があることで、一瞬で壊れることがあるんです。

そうならないようにするためには、感覚コンディションをマネジメントすることが大切です。

ー感覚ー
・視覚:周りの目、視界に入る気になるもの
・聴覚:ケータイや音、外部の音など
・体感:寒すぎず、暑すぎないように

ーコンディションー
参加者の疲れ、眠気、空腹などです。

これを整えるために、ワークショップや会議が始まる前に、推奨環境やルールを提示するといいですね。例えばこんな ↓

第1回ガイダンス_200610_0010

これがあると、集中力が高まり、一人一人の環境、ひいては全体の環境を整えることができますね。

環境に付随することですが、ルールを決めるのもオススメですね!

例えば、自己開示系のワークショップの時は、「なんでもあり、否定しない、遮らない」というルールを決めたり、レクチャーだけど対話を促すワークショップの場合、「鑑賞モードではなく対話モードでうなづいたり、相槌打ったら、リアクションしてね!」などなどありますね〜!自分がつくりたい環境をつくるためには、ルールも必要です!


■スイッチのON/OFF

ワークショップでは、始まりと終わりが大切です。これは、ワークショップの満足度につながります。1つのワークショップでもコンテンツごとで意図していることによって場のデザインの仕方も異なります。自由に関わり合う、感情を味わう、深める、説明する、質問や感想で発散させる等、さまざまな場があります。同じワークショップ内でもこれらのコンテンツによって、場のテンポ感やトーンが異なります。それをうまく使い分け、切り替えることが大切です。

コーチング講座傾聴編


例えば、レクチャーで集中できるように、はきはきと落ち着いたトーンで話し、そのあとの感想や質問シェアでは、たくさん出るように明るいトーン、テンポよくいくように。。
この切り替えが大事ですね。

私は、ちょっと苦手ですね。。。同じテンポ・トーンで行くので、あまり締まりがなく、ちょっとゆるってしちゃいがちです。。。頑張ります!

あと、声のトーンやテンポだけでなく、音楽を使ったり手をたたく等の切り替えの工夫もありますね~。


■全体構成のデザイン

ワークショップではシナリオつまり全体構成が大事です。どの順番で、どのような繋げ方で構成するかを考えるのは大切です。

最初は、自己紹介やアイスブレイクをして、徐々に本題を深めたり具体的な内容のレクチャーをしたり議論します。で、最後に気づきや感想をシェアして終わる感じですね。

これは、運動するときの同じです。最初運動する前にストレッチして、ウォームアップで身体を少しならし、ハードな練習に取り組み、最後は軽く体を動かしストレッチをしてクールダウンする流れです。

第二回ファシリテーターの4要素_200610_0012 (2)


私がこの間実践したワークショップの例を紹介します!こんな感じ。

コーチング講座傾聴編TT

ゴールは、「相手にインパクトを与える聴き方やその大切さを学び、スキルを実践する」そのために、傾聴にフォーカスしたコーチング講座をひらきました。

まず、ワークショップの狙いとルールを説明した後にエクササイズをしました。このエクササイズは、アイスブレイクと同時に、何も言葉を発しない聴き方だけで話し手にかなりインパクトを与えることを体感できるようなものを用意しました。そのあと、感じたことをシェアしてもらうことで、悪い聴き方で受けるインパクトを認識・自覚してもらう。ここが重要でした。

ワークショップまでは聴き方が大切だって思ってなかった人に対しても、聴き方って大事なんだ!というマインドセットができました。その後に聴き方のレクチャーをすることで、より好奇心をもってレクチャーの内容を得ることができたんじゃないかなと思います。

レクチャーした後は、実験することで発散していく流れです。その後感想をシェアして収束して終わりです。発散→収束→発散→収束の流れも大切ですね。


■おわりに

ファシリテーションは準備が大切。準備で9割決まると言われました。確かにそうだなと。上達のコツはどんどん実践していくことなので、みなさん、ぜひ環境整備をして、ファシリテーションやってみてくださいね~!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?