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丸若裕俊 ボーダレス&タイムレス

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工芸から日本茶まで、日本の伝統文化を現代にアップデートする取り組みをしている丸若裕俊さんに、ご自身の活動について語っていただきます。
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モノとコトから生まれる〈もてなし〉の精神 | 丸若裕俊

工芸品や茶のプロデュースを通して、日本の伝統的な文化や技術を現代にアップデートする取り組みをしている丸若裕俊さんの連載『ボーダレス&タイムレスーー日本的なものたちの手触りについて』。近年のインバウンドブームで安易な観光ビジネスが蔓延する京都の現状を踏まえつつ、〈共感〉に頼らずに他者をもてなす発想と、豊かなコミュケーションを引き出す茶の可能性について考えます。 京都の観光は何を目指すべきか丸若 最近、仕事で京都に行くことが多いのですけど、外から見ている観光都市・京都ではなく、

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【新連載】丸若裕俊『ボーダレス&タイムレスーー日本的なものたちの手触りについて』第1回 伝統のアップデートには日常生活のハックが必要だ

今回から、丸若裕俊さんの連載『ボーダレス&タイムレスーー日本的なものたちの手触りについて』が始まります。丸若さんは菓子壺や弁当箱、iPhoneケースや磁器ボトルなどの様々なプロダクト、そして茶畑からのものづくりを通して日本の伝統的な文化や技術を現代にアップデートする取り組みをしています。今回は、丸若さんにとって伝統工芸はタイムレスな価値を体現するものであり、日常生活のハックこそがその本質であることについて宇野と語り合いました。(構成:高橋ミレイ) 伝統工芸のソフトウェアを現

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