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中野慧『文化系のための野球入門』

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自身も高校・大学野球を経験し、いわゆる「体育会系」だった学生野球の不自由さから、一度は野球から離れてしまったという経験を持ちながらも、今もなお「文化系」として野球を愛するライター…
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#ベースボール

保守本流・精神野球のオルタナティブ、「エンジョイ・ベースボール」の思想を育んだ明治期のクラブチーム文化|中野慧

ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の‌第‌18回「保守本流・精神野球のオルタナティブ、『エンジョイ・ベースボール』の思想を育んだ明治期のクラブチーム文化」をお届けします。 国内への導入当時はクラブチーム同士でのカジュアルなプレイが一般的だった「ベースボール」。やがてナショナリズムと結びつく「野球」が発展するまでには何が起きていたのか、その足掛かりを論じます。 中野慧 文化系のための野球入門 第18回 保守本流・精神野球のオルタナティブ、「

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明治期日本のスポーツとエンターテインメント──「武道の誕生」とベースボール|中野慧

本日お届けするのは、ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の‌‌第‌13回「明治期日本のスポーツとエンターテインメント──「武道の誕生」とベースボール」をお届けします。 明治初期の日本で「ベースボール」はどのように受け止められたのでしょうか? 「作られた伝統」としての武道と「新奇なサブカルチャー」に過ぎなかったベースボールという位置づけから、当時の日本文化の情勢について考察します。 中野慧 文化系のための野球入門 第13回 明治期日本のスポー

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なぜベースボールは「アメリカの国技」とされるのか? 近代化と南北戦争の後先|中野慧

本日お届けするのは、ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の‌第‌12回「なぜベースボールは『アメリカの国技』とされるのか? 近代化と南北戦争の後先」をお届けします。 ベースボールが「アメリカの国技」になるまでに経た変遷とは? 独立・南北統一後のアメリカが、国家のアイデンティティを生み出す物語として用いたベースボールの歴史に迫ります。 中野慧 文化系のための野球入門 第12回 なぜベースボールは「アメリカの国技」とされるのか? 近代化と南北戦

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女性、イギリス、ホワイトカラー──野球というスポーツの起源|中野慧

本日お届けするのは、ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の‌第‌11回‌「女性、イギリス、ホワイトカラー──野球というスポーツの起源」。 アメリカから輸入されたものであるにもかかわらず、しばしば保守的なイメージを喚起させる日本野球の起源はどのようなものなのでしょうか。スポーツをめぐる人類史の概略と近代の欧米諸国民のライフスタイルから、「ベースボール以前」のベースボールを振り返ります。 ※アイキャッチ画像は、2019年6月、イギリスの首都ロンド

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