理想主義、観念論、そしてヘーゲル〜19世紀のアメリカ哲学 | 小山虎
分析哲学研究者・小山虎さんによる、現代のコンピューター・サイエンスの知られざる思想史的ルーツを辿る連載の第8回。いよいよ今回からは舞台を新大陸に移し、コンピューターの開発を可能にした知的風土に迫っていきます。すべての始まりは、19世紀革命期のリベラル派ドイツ移民が流れ着いたアメリカ中西部、「セントルイスのヘーゲル主義者たち」の出会いにありました。
小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ
第8回 理想主義、観念論、そしてヘーゲル