涙のしずくから咲く花
【あと書き】
この物語は
義父の看取りとその後の家族の闘病を付き添った私の経験から生まれました
義父を毎日、泣きながらも大笑いし、みんなで命の最後を看取った
数年後、発覚したさらなる家族の病
そこからの闘病に付き添う日々に絶望する毎日。悲しみを救ってくれたのは
自分自身のお腹のあたたかさでした
自分の命にも触れながら、
悲しみと絶望と祈り、
【いのち】の向き合い
同じように向き合っている人たちの姿
『ともに過ごせるその一瞬を大切に楽しく過ごすこと』
それだけを思い、過ごす日々で感じたことは
【命はとても力強い】ということでした
最初のページの真っ黒な世界は
絶望の世界にも
これから生まれてくる胎児の世界にも似ている
自分の命を感じて、水から自ら生まれ出てくる
命の向き合いは看取りも闘病も出産も全て同じ命の物語
大きな河の一滴のタネが潤い、つぼみから大きな花を咲かせ実になり
そしてまたタネになって繰り返させる命の循環
あなたの命はとても大きく力強い
その命で楽しい時間を過ごせますように
命の物語を贈ります
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