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月収30万のカーシェアの始め方【完全初心者向け】

以前もお話しさせていただきましたが、私はカーシェアで月に30万円の収益をだしたことがあります。闇雲にカーシェアをやっても、効果的に稼ぐことはできません。noteではそのコツを伝授していきます。

カーシェアを始めていくうえで、自身の環境を理解することがものすごく大事です。これによって実行すべき戦略は変わってくるからです。

カーシェアで頭におくべき要素

カーシェアを始めるにあたり重要なのは環境分析です。一般的なマーケティングでも3C(顧客、競合、自社)分析はマストで行う事だと思いますがカーシェアも同じです。

A:自身の住んでいる地域の特性を理解する

B:愛車の価値を理解する

考えておくべき要素は上記の2点ありますが、今回はAを理解していきましょう。

住んでいる地域の特性ですが、基本的には買い手(=車を借りるドライバー)と売り手(=車を貸すオーナー)の事だけを考えれば良いでしょう。もう少しかみ砕いて説明をしていきます。

①あなたの地域にはどんな人が住んでいるのか

②あなたの地域はどんな人がやってくるのか

③あなたの地域はどんなレンタカーが存在するのか

この3つを抑えることで、あなたの愛車を生かすための材料がそろいます。1つづつ説明していきますね

①あなたの地域にはどんな人が住んでいるのか

基本的に一番の借り手は、近くの地域に住んでいる人になることが多いです。例えば横浜に住んでいる人が、池袋で車を借りることはそうそうありません。近くに住んでいる人の属性を考える必要があります。

例えばファミリー層が多い街には「チャイルドシート付帯」が価値になったり、近くに大学があって学生が多い地域には「価格の安さ」「時間の融通さ」などが価値になってきます。

近くの地域のドライバーはリピーターになりやすいです。手厚いサポートをしてあげたり、信頼関係を気づいていくことが大事になってきますのでしっかり分析しましょう

②あなたの地域はどんな人がやってくるのか

①と似ていますがこれは少し違います。たとえばあなたが京都などの観光スポットの近くに住んでいる場合は、対象となるお客さんが全国になります。そこで「地元民が良くいく、ローカルフードマップ」なんかをつけてあげるとめちゃめちゃ喜ばれます。

ゲレンデの近くであれば都内から多くのスキー、スノーボーダーが新幹線でやってきますので、スタッドレスを装備したSUVで、雪かきセットや、なんなら自分のスノーボーグッズを貸してあげる、なども大変な価値になります。

観光地などはリピータ-よりは1回きりのお客さんが多いですが、それらのお客さんの付加価値は何か、を考えてあげることが大事です。

③あなたの地域はどんなレンタカーが存在するのか

①②で「買い手(=車を借りるドライバー)」を理解したのであれば、次にライバルを知りましょう。

ライバルを知ることはすごく簡単です。カーシェアアプリをダウンロードして、どんな車がどれくらい貸し出されているのかを見てみましょう。また、余力があればレンタカー屋さん情報も見てみると良いです。

特に同じエリアで、自分と同じような車がシェアに出されていたら、基準となる価格帯を知ることができます。同じ価格かそれ以上で提供する場合は、ライバルよりプラスの付加価値をつけなければいけないでしょう。

この時、ライバル社がどれだけ借りられているかは要チェックです。試しに、直近の土日などで検索して、ライバル車が埋まっているか見てみましょう

たとえばプリウスはシェア市場にも出がちです。低燃費を売りにしている車で、個人カーシェアだけでなく、タイムズシェアやレンタカーでも多くのプリウスが登録されています。価格も安く設定されていることが多く、それ以上安くしても利益がでにくいでしょう。しかし、土日にライバル車がすべて借りられている場合、あなたのプリウスにも勝機があります。供給より需要が上回っている場合は、同じ機能価値を提供してもお客さんは寄ってきます。

どんな車がどれだけ借りられてるかを把握することで、あなたの取るべき戦略も変わってきます。

参考になりましたでしょうか。お客さんとライバルの環境分析ができたら、次は愛車の価値を深堀していきましょう。


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