#010 妊娠38週:出産記録
出産予定まであと9日というところで、
自宅で破水し入院となり、翌日出産しました。母子共に元気です。
出産までの記録を残しておきます。
〈入院1日目〉
20:45、夕飯食べおわって、夫と犬君とテレビを見て寛いでいたら、子宮内で小さく「パンっ」と破裂、水が流れ出す感じがありトイレに駆け込む。水のような液体が流れ出ていたので、破水したと確信し(獣臭さはなかった。無臭。)、産院に電話するとこれから病院にくるよう言われる。
夜用の生理ナプキンをするも漏れる感じがして、特に多いひの夜用ナプキン+履くタイプのナプキンをし、入院バックを準備する。
21:00、予約していた陣痛タクシーの番号に何度か電話するも出ない。破水していたので車が汚れるといけないと思ったが、夫の運転で車で病院に向かうことにする。
21:15、家を出発。ドバドバと羊水が出てきたので、車に乗せていたペット用おしっこシートとバスタオルとレジャーシートをお尻に引いて病院に向かう。
21:30、病院に到着。夫は家に戻る。分娩室に行き、NSTで30分程様子をみながら内診。子宮口は3cm開いていて、赤ちゃんの髪の毛が分かるくらい下がってきている。37.1と微熱。羊水がドバドバと流れ出る。今日中の出産はなく、24〜30時間以内に強い陣痛がこなければ、薬で陣痛を誘発すると説明を受ける。
22:15、陣痛室に移動し、入院時や立ち会い出産の説明を受ける。病院着に着替えた後、必要書類に記入。細菌感染予防のため抗生剤を飲む。
23:00、化粧を落とし歯磨きして寝る準備をする。
23:30、羊水が止まらず替えのシートをもらう。赤ちゃんの心音確認と熱をはかる(37.3°)。
23:50、横になるが眠くないのでnoteに記録を残す。不定期に陣痛がくるが、重い生理痛くらい。
〈入院2日目〉
00:00、横になるも眠れない。5分〜8分感覚で陣痛がくる。深呼吸で我慢できるくらいの痛み。1:30頃にやっと30分くらい寝れた。
夜間は、助産師さんが1時間おきに様子をみにきてくれる。赤ちゃんは元気、よく動いている。細切れで30分程寝られるようになる。
7:45、朝食。ご飯を少し残したくらいでモリモリ食べた。
9:00、陣痛室で医師の内診。子宮口は変わらず3cm。内診ぐりぐり後に羊水と出血。徐々に陣痛が強くなってきて、深呼吸では痛みを逃がせなくなる。
10:20、シャワー。シャワーを浴びると陣痛が進むらしい。シャワー後は羊水ではなく生理のように血が出てくる。陣痛が強くなってくる。
12:00、昼食。陣痛が強くなってきたものの、ご飯は食べられる元気があった。テレビを見ながらご飯を食べる。
12:30、陣痛が5分間隔を切り始め、長さも1分以上になり、深呼吸では乗り切れない痛みになってくる。
13:30、吐きそうになりナースコールをする。木馬のような椅子?に座らせてもらうも、傷みがひかず、横になって耐える。静かに痛みに耐えるのが難しくなり、痛い痛いと言っていると、入れ替わりで助産師さんがきてくれ、呼吸のタイミングを教えてくれたり、腰を押してくれるようになる。ずっと側についていてほしい。
14:30、子宮口を見てもらい、歩いて分娩室に移動。子宮口が全開になっていることを伝えられる(どうりで痛いわけよ)。立ち会い出産の予定のため、職場にいる夫に電話ですぐに来てもらうよう伝えられる。夫が間に合わないかもしれないけど、いきみたかったらいきんでよいと言われいきみ始める(待ってられない)。いきむのは痛くない。
14:50、夫到着、なんとか間に合う。頑張れと声をかけてくれるけど、反応できない。うちわで仰いでくれるのが気持ちいい。
15:00、痛さの波が来たら、3回ほどいきむを繰り返す。体力が削られいきむ力が入らなくなってくるけど、ひたすらいきむ。出産は体力勝負だとあらためて知る。
いきんでいると突然にゅるっといく感じで、頭と胴が出てくる。足が抜けず、軽くいきむと、全身出てきた。か弱く少しだけ泣く。どうやら夫も泣いている。
15:30、胎盤が出される。少しお股が裂けたので、麻酔注射のうえ先生に縫ってもらう。出血量が多かったので、点滴等の装置が付けられる。
赤ちゃんも処置される。カンガールケアを希望していたが、私と赤ちゃんの状態があまりよくなかったようで、服の上から少しだけ抱っこさせてもらう。夫に赤ちゃんの写真と動画を沢山撮ってもらう。
16:00、出産から1時間経過したので夫退場。少し寂しい。赤ちゃんが横でふにゃふにゃ言っている、可愛い。
17:00、赤ちゃんが新生児室に移動させられる。この後は母子別室で明日まで会えないとのこと。
18:00、車椅子で個室に移動。夕飯。お腹空いたと思っていたけど、半分くらいしか食べられなかった。抗生剤と子宮収縮の薬を飲む。痛み止めは飲まずに様子見。
19:00、夫と電話。
20:00、寝る
21:00、出産後6時間の検診。悪露はそれ程多くない。歯磨きをして消灯。
22:00、母と電話。
23:30、興奮しているのかなかなか寝付けなかったが、うとうとと眠り始める。他の病室にいる赤ちゃんの泣き声が気になる。
途中目が覚めることがあるも、6時くらいまで寝れた。
〈出産を終えて〉
・予約していた陣痛タクシーと電話が繋がらなかったのは想定外だった(HPには365日、24時間対応と記載)。複数社予約しておけばよかった。
・自宅破水して出てきた羊水の量が思っていたよりも多く、夜用のナプキンでは対応しきれなかった。破水セットがあるようなので事前に調べておけばよかった。履くタイプの生理用ナプキンと、車に乗る時はペットシートが役に立った。
・陣痛は5分間隔をきるようになってからの2時間くらいが辛かった。ソフロロジー出産のDVDを見て、呼吸法を練習しておいたのは少しは役に立った。
いきむこと自体は痛みはそんなに感じなかったが、体力勝負だと思った。お股がさけたが、痛みは感じなかった。
・赤ちゃんが産まれた感動よりも、無事に産み終えた安堵感が強い。母子別室で会えていないこともあり、お腹にいないことが不思議で寂しい気持ち。
・担当してくれた助産師さんみんなが優しかった。恵まれていた。全てサポートしてくれて、なんて尊い仕事なんだろう。本当に感謝。
・コウノドリ(ドラマと漫画)を見ていたからか、お産のときは医師が「もうすぐ産まれますよ〜」とか、赤子をとりあげてくれて「おめでとうございます〜」と声掛けしてくれるものかと思っていたけど、助産師さんがすべてやってくれて、医師はお股裂けたところを縫ってくれただけで、ほぼノータッチ。思っていたのと違った。
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