見出し画像

ちりめん山椒を比べてみた

京都土産の一つ、ちりめん山椒。おいしいですよね。でもちりめん山椒はどれがおいしいのかわからないし、お土産に買おうと思ってもどれを買えばいいかわからないですよね。
しかも、最近のインターネットは「〇〇 おすすめ」とか調べると雑なキュレーションサイトが検索結果の上位を占め、本当に欲しい情報が手に入りにくい。なのでちゃんと調べてみました。

・ルール

・京都駅で買えるもの(入手性が良いもの)
・ちりめん山椒と銘打つもの

・買ったもの

・五辻の昆布(いつつじのこんぶ)
・川勝総本家(かわかつそうほんけ)
・酔房西利(こぼうにしり)
・下鴨茶寮(しもかもさりょう)
・ちりん(ちりん)
・土井志ば着本舗(どいしばづけほんぽ)
・東山亭(とうざんてい)
・とり市老舗(とりいちろうほ)
・なかがわ(なかがわ)
・長瀬(ながせ)
・野村(のむら)
・ふみ屋(ふみや)
・もり(もり)
・やよい(やよい)
・和久傳(わくでん)
・わらびの里(わらびのさと)
※あいうえお順

画像1

購入したちりめん山椒

・食べてみた

全部開封して食べてみました。
食べてみて気が付いたことは【ぜんぶおいしい】ということ。
一番おいしいちりめん山椒を特定しようとしていましたが、そもそもそれが間違い。ちりめんと山椒を混ぜれば絶対においしいのは明確なことでした。
そこで、味のタイプごとにちりめん山椒の紹介をしようと思います。

画像2

全部出して実食

・定番の味

定番の味の定義がどのようなものかは人それぞれですが、「きっとみんなが思っているちりめん山椒」と思ったものは7つです。

・ふみ屋

・和久傳
・東山亭
・川勝総本家
・やよい
・もり
・なかがわ

個人的にはふみ屋と和久傳がヒット。ちりめんの口当たりが良く、上品な感じがお土産にいいかなーと思います。
東山亭はあっさり目、川勝総本家はだしのうま味があります。やよいやもりは甘みもありつつ山椒が効いている感じがしました。もりのほうが定番の中比較すると甘め。なかがわは定番なのですがあんまり記憶に残りませんでした。

・甘めの味

ちりめん山椒の中でも甘めが好きな人は2つの中から選びましょう。選択肢が少ない分、選びやすいです。

・ちりん
・野村

比べた感じではちりんの方が小魚特有の後味はなかったです。野村は少し魚っぽさが残る感じ。ちりめん自体が大きいからでしょうか。なので僕はちりんの方が好きです。ちりんはパッケージもおしゃれ。

・あっさり味

ちりめん山椒の中でもあっさり。ちりめんと山椒だけ、といったさっぱりした味が好みの人は2つの中から選びましょう。

・下鴨茶寮
・とり市老舗

下鴨茶寮はパッケージに舞妓さんが書いてあるので京都感ありますね。塩味しっかりです。とり市老舗はちりめんの口当たりが良く、下鴨茶寮よりあっさりしてります。少し酸味もあり爽やか。

・通の味

何回かちりめん山椒を買っており、ちょっとひねりのあるちりめん山椒がいい!って人は4つの中から選びましょう。

・五辻の昆布
・酔房西利
・土井志ば着本舗
・長瀬


五辻の昆布は名前の通り昆布のだしが効いています。酔房西利、土井志ば着本舗もダシが効いていますし、この二つはちりめんがパリッパリ。いずれもダシの効いた通の味です。長瀬は少しお酒の風味があります。
ただし、いずれも山椒感は薄めでした。
また、いままで登場していない、わらびの里は買った後で気が付いたのですが「湯葉ちりめん」だったため、今回の調査では対象外としました。

・まとめ

定番の味
上品感を出したい(口当たりが良い)→ふみ屋和久傳
ちりめん山椒の定番中の定番→川勝総本家やよいもり
定番だけどあっさり→東山亭

甘めの味

パッケージおしゃれ→ちりん

あっさり味
しっかりした塩味と舞妓パッケージ→下鴨茶寮
いちばんあっさり→とり市老舗

通の味
昆布ダシ感→五辻の昆布
ダシとパリパリ→酔房西利・土井志ば着本舗
お酒の風味→長瀬

・あとがき

ちりめん山椒を買うだけ買って比較しまくりました。同時に食べ比べたため、山椒のピリピリと似た味で評価にムラや間違いがあったらごめんなさい。この大量のちりめん山椒は、毎日お弁当にどっさりかけて楽しんでいます。どのちりめん山椒も賞味期限が結構早いため開封後はすぐに食べましょう。余裕があれば賞味期限や別のパラメーターなども評価軸に入れて書き加えるかもしれません。その時はどうぞお楽しみに。

・追記2023年3月3日

楽天市場にもあったお店をまとめておきます。