見出し画像

結婚式でつくったもの

先日、明治神宮+明治記念館で結婚式+披露宴を行いました。結構いろいろつくったので記録として残しておきたいなと思います。

なぜいろいろ作ったか

結婚式の打ち合わせ初期に「招待状と返信用はがきの手配」があります。式場の人は一つのマイルストーンとして「招待状をポストに投函する」があり、逆算して〇月〇日までに招待状のデザインを決めてください、と促してきます。
この時「このまま決まったデザインを選択していくだけでは、パッケージの中で決められたパターンにしかならないのではないか?」と思いました。結婚式、それなりの出費です。せっかくやるのであれば、もうちょっとオリジナリティを出したいな、と思いました。結果的にいろいろ手作りや手配をし、最終的にはいい意味で「手作り感満載」のものができあがりました。

・招待状と返信用はがき

招待状
返信用はがき

招待状は自分で考えて絵を描きました。ちなみに明治神宮には朱塗りの鳥居はないのでイメージです。返信用はがきは新世紀エヴァンゲリオン第23話「ネルフ、誕生」のワンシーンをトレースして作成。

よく覚えていたものだ

ちなみに結婚式全体のイメージカラーとか、コンセプトを揃える!みたいなデザインはしていません。思いついたまま、やりたいように作っています。封筒や宛名の印刷はネットのサービスを使って作成し、キンコーズで印刷した招待状や家のプリンターで印刷した返信用はがきを封筒に入れて発送。

・プロフィール動画とエンディング動画

姉の結婚式をはじめとして10作品以上の結婚式動画(オープニング、プロフィール動画)を受注してきたアマチュア結婚式動画制作者として動画を自分で作らないわけにはいかないですね(やる気)。さすがに動画をオンラインにあげるのは厳しいのですが、構成は以下の通り。

プロフィール動画
・新郎プロフィール
・新婦プロフィール
・二人プロフィール

エンディング動画
・来場者のエンドロール

ダンス(新郎新婦の余興)パートもあり、2023年の8月に明治記念館に通い詰めて撮影したりしました。(※プランナーのTさんにも立ち会っていただき、他の方を写さないよう配慮しながら撮影)
明治記念館で踊ったことのある人はいないらしく、いろんな明治記念館スタッフの方が「ああ!あのダンスの!」と覚えててくれました。
エンドロールは、結婚式一日の様子を集めた動画の製作(外注)は高かったため、来場者のエンドロール+来てくれた来場者の写真で動画にしました。

・ウェディングケーキ

ウェディングケーキ(正面)
ウェディングケーキ(全景)

ケーキ自体は当然パティシエの方にお願いしましたが、普通のウェディングケーキよりちょっと凝りたいな~と思いデザイン追加の依頼をしました。デザインとしてはウィリアムモリスの「いちごどろぼう」の柄を盛り込もう、まで決まりましたが、柄をマジパンで作ってほしいと言ったら「マジパンでは相当困難ですが、型があればチョコのスプレーで吹けるので可能です」とのことでした。ここでモノづくり魂に火が付きます。どう作ろうかと。

結果、柄を3色に分け、版画のように3つ枠を作成し、3色のチョコレートスプレーでホワイトチョコ板に吹き付ける方式となりました。こうして作成したバージョンは以下

初期デザイン

そうなんです。初期デザインではエヴァ初号機とエアリアル(水星の魔女)が入る予定でした。が途中になって「著作権的に厳しい」となり、断念。

型はアクリル板をレーザーカット依頼しました。東急ハンズ渋谷店で30cm×33cmの大きさまでならレーザーカットができたので依頼。

結果的に色を少し変え、以下のデザインになりました。また、鳥は著作権無しなので、上の空いている空間にはチョコレート粘土みたいなもので鳥を作成してもらっています。

確定デザイン

・顔はめパネル

ここまでくると、作った本人も「はぁ?」って感じですが、顔はめパネルを作りました。だって、受付とか披露宴会場にあったらおもしろくない?結果的に顔はめパネルは製作コスト(労力+材料)に対しての参加者のウケが良かった気がします。

作成の流れとしては
プラダンを塗装(プライマー+塗料)、木枠を組んでプラダンに固定
だけなのですが一応製作の流れを写真で貼っておきます。

プラダンに竹ひごを入れる(折れないように)
和装の画像をトレス
塗装完了
顔はめパネル(脚部)
顔はめパネル(上部)
完成

・引出物

引出物は作ったわけではなく別発注ですが、アイデア的に面白かったので紹介です。最近の結婚式は引出物としてカタログギフトが多めですが、カタログギフトって別にそこまで欲しいものがなかったりしますよね。そんな中、テーマを絞りつつ面白そうなもの、とdozoにしました。

https://dozo-gift.com/

明治記念館は引出物の持ち込み費用は一つ300円くらいかかりますが、dozoは席札とまとめることで持ち込み料が0円になりました。

明治記念館スタッフにはdozoのカードに席札をクリップ止めしたものを渡し、参加者の席においてもらいました。また、親族や上司には「悩まずとにかく肉を食ってくれ」という思いで肉限定のカタログギフトにしています。

ちなみにdozoのテーマは参列者毎に異なる内容にしましたが、引出物自体はその場で開かないため、テーマがみんな異なる、ということに気づいてもらえなかったのは反省点ですね。

dozoの大きさイメージ

・作ってくれたもの

友人達も悪乗りしてくれて、ご祝儀袋を作ってくれました笑。水引の形などの突っ込みは無しで。

手作りご祝儀袋

・アフィリエイト

恒例のアフィリエイトです。これらのコンテンツ

Illustrator → 動画、ウェディングケーキ
Premiere Pro, Affter Effect → 動画

で使っております。やはりAdobe製品は強い。ちなみに月額プランで使う時だけ入っています。

過去、自分が参列者の時、手ぬぐいになるご祝儀袋を買いました。結構いいのではないでしょうか。

結婚式でスピーチする方、ぜひこれを読んでからスピーチ考えましょう。上手にスピーチできるようになります。

男性の方で、結婚式に行かれる方、意外と手持ちのバッグに困ります。リュックは微妙だしかといって会社用のバッグだともっと微妙だし・・・そんなあなたにこのくらいの手提げかばんおすすめです。僕もこれ買いました。