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これから初めてぎっくり腰になる人へ

去年の暮、人生二度目のぎっくり腰になった。私は二度目だったから我慢できたけど、初めてだったら我慢できなかったと思う。だから、これから初めてぎっくり腰になる人に向けて贈ります。

12月22日 ちょっと腰が痛いなと思う

ぎっくり腰と言えば、重い荷物を持とうとしたとか、急に無理な姿勢をしてしまったとか、しょうもない原因があるはずなのに、その記憶がない。なのでなんか痛いなーと思いながらその日は早めに寝ました。

12月23日 激痛が走る、接骨院に行く

基本在宅ワークなのでその日も在宅で仕事をしていたら、やっぱり腰が痛い。しかも気がついらまっすぐ立てないし座るのもしんどい。昼休憩にベットに横になってみるけど、少しでも身動きすると魔女に一撃をくらってしまって、これはいかん。
経験者だったのでああこれはぎっくり腰だろうなとなんとなく分かったけど、初めてだったら分からなかった。
座り続けるのもしんどいので、早退させてもらって病院に行くことを決意。

家のトイレまでいけてたからなんとかなるかと思ったけど、靴をはいて歩いてみるとめちゃくちゃ痛い。歩く振動が痛い。おばあちゃんのように背中を丸めながらすり足で3歩進むごとに静止して痛みがマシになるのを待ってまた3歩進むを続ける…そして12歩目ぐらいで気付く…あ、これ病院(200m)まで行けない…。なので徒歩20歩(マンションの1階)の接骨院にとりあえず行きました。

接骨院の先生はすごく親身になってくれました。矯正治療?みたいなことしてもらってまあまあ金を取られてその日は帰宅しました。痛みがマックス100としたら、接骨院行く前は180で、施術直後は140ぐらいでした。先生に神様ありがとうと伝えて、帰宅しようとしたときには痛みは180に戻っていました。なので帰路もおばあちゃんのように腰を丸めてすり足でなんとか帰宅しました。

そうそう、最近電子マネーが普及してあんまり現金持たないですが、ぎっくり腰になったときのためにも5千円ぐらいは持っておきましょう。病院現金のみとかあるので。

12月24日 ぎっくり腰で迎えるクリスマスイブ

なんとか仕事を定時までしてもう一度接骨院に行くことに(まだ200mは無理そうなので)。おばあちゃんすり足で到着してまた施術してもらうけど、痛み度数は170→150→170ぐらいかな。意味ないやん。
そして、クリスマスイブやからかスタッフの人がサンタコスしてるのが絶妙にうざい。逆にクリスマスイブなのに来てる他の患者さんたち(同士)には勇気づけられる。みんな、健康になろうな。

ホントは美味しいケーキ食べたかったけど寄り道なんてできないのでそのまま帰宅。料理するのも億劫なのでUberで頼んだ中華を食べながら、腰は痛いし腰は痛いしで惨めにしくしく泣きました。

12月27日 ついに病院へ行く

ちょっと痛みがマシになる。特に朝起きたときがだいぶマシ。なのでついに病院へ(なんとか200m完歩)!

病院は患者さんもお医者さんも看護師さんもおじいちゃんおばあちゃんたちばかりで何だか疎外感…。看護師さんは腰がうちより曲がってるし(うちよりきびきび動いてる)、お医者さんはペン握れてないし(ギリギリ文字は読めない)で大丈夫かなと思ったけど結果的に神でした。
レントゲンとってもらって遂にぎっくり腰(急性腰痛症)と診断されました。
レントゲンみたら背骨が前後左右にぐわんぐわん曲がってました。写真撮っとけば良かったね。みんなに見せたかったよ。

腰に注射打ってもらってお薬もらって帰宅。やっぱり頼るは医学!注射がきいたんか薬がきいたんか分からんけど5時間後には劇的にマシなりました。

結論 病院へ行こう

何が言いたいかというと、ぎっくり腰になったときはどうにか頑張って早めに病院へ行きましょう。接骨院は気休めです。

また、コロナ禍であんまり気軽に助けを呼べないけれど、出前やネットスーパーも普及してるのでなんとかなります。大丈夫です。安心してぎっくり腰になってください。

では、次のぎっくり腰までさようなら。

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