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お手軽機材でどれだけ撮影できるか試してみる話(1)

今まで色々撮影How toみたいなの書いてきましたが、ぶっちゃけ機材パワーでぶん殴ってるだけじゃね?という捉え方が少なからずあるような空気を感じましたので、できる限りお手軽廉価に揃えられるようなもので同様に色々実践して、いままでの話の実効性を実証していこうと思います。


カメラとレンズを買いました。

D5000+18-55/3.5-5.6です

どのくらいのカメラが一般的なものかはばらつきがありますが、お手軽に、ということでまずは値段だけ見てD5000をチョイス。
いまはD5600まで出てるようなので結構な古い世代のカメラですが(2009年発売らしいです)、まあ必要最低限な機能は揃ってるし、シャッター切れるし、そこまで厳しい性能が要求されるような環境では使わないので可とします。
諸般の事情によりほんとうはD3400の赤が良かったけども在庫がなかったので諦めました

合計1.9万円弱。アンダー2万円はお手軽な方でしょう。

なんとお値段1.5万円。レンズ(なんか注意書きがありますが気にしないことにします)と合わせてこのお値段ってのはすごいですね。

※ちょっと大事な話※
今回は自分がメイン機を持っている上で、お手軽さに振り切った企画のようなものなので性能面は割り切ってかなり古めの機種を買っていますが、もし今からカメラを買うなら(特にカメラボディ)予算の範囲で新しい機種を買うに越したことはないです
ここ2-3年、2世代くらい前までの機種であれば機種感の性能差は僅差ですが、10年選手みたいなのはすべての性能が明らかに劣るので、すでにある程度カメラを触って知識や感覚のある人以外は選ばないほうがいいです
何より安く!みたいな視点もありますが、知識がないと気づかないいろいろな落とし穴みたいなものもあるので… 機能的に現行品に対応していなかったり、交換パーツ等が枯渇して修理不能になってたりってのもあります。全くの初心者であったり詳しくないのであれば、ネット通販やオークションで独断で買っちゃわず、大きめの中古店で知識のある店員と相談しつつ検討することを強くおすすめします。

ひとまずは家で各種操作などを確認して設定項目をいじって自分好みにしてやって…実際の使用に備えることにしましょう。

D5000の各部をチェックしてみる

まず第一印象としてちっちゃい!あとボタンが少ない!

左がD5000、右がZ9
たとえばISO感度を変えるときはシャッター・電源の脇にあるISOボタンを押しながら親指で背面ダイヤルを操作すると変更できます。

普段使ってるZ9は1機能1ボタンの勢いでごちゃごちゃにボタンやダイヤルが付いており、いちいちメニューを開いたりしなくてもボタン+ダイヤルの組み合わせ操作などでファインダーを覗いたままであったり、画面などを見なくてもノールックで即時に設定変更ができるのが強み。一瞬を逃さないように特化された上位機ならではといったところでしょうか。

だいぶシンプル。

対してD5000はボタンの数はかなり少なめ。基本的に背面液晶でメニューを開いて十字キーやOKボタンで1項目ずつ設定していくような使い方になるようです。SSや絞りなどの撮影情報を出す小窓もないので、その辺含め背面液晶が重要な感じ。ある意味デジカメらしいですね。

赤いワンポイントはD5000のパターンのが好き。

一番悩んでしまったのは前面ダイヤルがないことで、普段撮影するときは親指背面ダイヤルでSS、人差し指前面ダイヤルで絞りをいじって撮っているのでどうしたもんかとなってしまいましたが、マニュアルモードのときは露出補正ボタンを押しながら親指ダイヤルを回すと絞り値を変化させられるようです。なるほどね~

設定を弄ります

操作系を見たら設定を自分好みにしていきます。
マニュアルでしか撮らないであろうと前提で設定を変更していきますが、いじったところとしてはこんなで

  • 画質モード RAW

  • 内蔵AF補助光照射設定 OFF

  • ISO感度設定→感度自動制御OFF

  • AFエリアモード ダイナミック

  • フォーカスモード AF-C 

  • 高感度ノイズ低減 HIGH

  • 長秒時ノイズ低減 ON

  • アクティブDライティング OFF

あたりがわからs……素直に操作できるようにするには大事かもしれない。
初心者向けの補助機能とか自動処理みたいなのが結構あったりして、そういうのはカメラを意図通りに動作させようとする場合に結構なおじゃま虫になっちゃったりしますので積極的に切っていきます。
特に感度自動制御とアクティブDライティングはONになってるとマニュアルでもカメラが勝手にごちゃごちゃ内部で弄くり始めてわけわからんことになっちゃうのでOFF推奨が過ぎます。

ストロボちゃんも用意したぞ!

一通り設定をいじったらストロボをパイルダーオン。

普段は絶対オススメしないのですが、今回は値段安く!がテーマなのであえてこいつを使います。
ちなみに去年ポイントで買ったやつが部屋の隅に転がってたので0円です。効率的!

買ったとき確か2000なんぼ円で、これならまあ、みたいな気がしたのですがいまこいつでも6000円するんですね。絶対ほかの買ったほうがいいです。これから使っていくのにアレですが、使いにくすぎるので…..

何度も言うけど本来のおすすめストロボはこれ↓↓↓

+2000円でワイヤレス発光に対応して、チャージもちょっと早くて発光量も強くなるんですよね。この2000円はでっかいです。マジで。

で、話題はもとに戻しまして

単3×4本で動きます。出先で電池切れになっても安心!

超絶シンプルな操作系。
-、+のボタンで発光量をいじり(何分の1発光なのかすらわからんインジケーターなのは潔すぎる)、POWERの赤ランプが光ればチャージ完了。
シャッター切ると光るだけ、マニュアル発光以外何がある?といった侠気あふれる硬派な仕様。

MODEはMが基本で、S1、S2は他のストロボの発光に同期させるモード。(S1が単純同期で、S2はプリ発光をキャンセルし2発目で光るやつと思う)
オフカメラ撮影はかなり厳しいと思いますが、幸いにもヘッドが回転しますのでバウンスくらいならできそうなので頑張ってみようと思います。

頑張る機会、いつになるかわかりませんが….

今回までの支出額

・D5000 ¥15400
・レンズ ¥3575
・ストロボ ¥0(ポイントで買ったのが家にあったので)
・SDカード ¥0(貯まってたヨドバシのポイントで購入)
 合計 ¥18975

(つづく)


電車のドリンクホルダーにブッ刺せることに気づいて大好きとなってしまった。
出かける時とか便利ですね!!!!

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