カメラを買った。次はどうする?
(※一眼レフかレンズ交換式ミラーレスカメラを想定しています。)
(※※電車撮る系な人向けではありません たぶん)
「カメラはあるんですけど、あとなにあればいいんですかね?」
これ結構聞かれるんですよね。レンズキットでカメラを買って、標準ズームと、ダブルズームキットなんかだと望遠レンズもあって。でも周りの人を見てると色々ごちゃごちゃ機材持ってるよなあ、あったほうが良いものとかあるんだろうなあ...と、まあそう思っちゃいますよね。自然な流れだと思います。
手を出すにしても選択肢が多すぎるのが厄介。全部手を出せればいいでしょうけど、モノによっては結構気合い入れちゃうような額のものもあるので、おいそれと買い揃えていくわけにもいかないですし、そうなると買っても余り意味のないものは避けたいし。
今回はそんなような人と話したときによく話していることを思い出して、個人的優先度や持ってたほうがいい理由・持ってなくても平気な理由なんかも書き出してみようと思います。
使って効果の大きいものから揃えよう
せっかく買ったのに、実際に使って「エ、なにが違うの?」ではありがたみゼロ。できればウオオ何だこれすごい!みたいなのがほしい。わかる。実際にモチベーションも上がりますし。
■効果絶大!クリップオンストロボ
オススメ度 ★★★★★
使用率 ★★★★★
費用対効果 ★★★★★
個人的に最初に揃えると愉しいんじゃないかと思うアイテム。
こいつを使って撮影し始めると、それだけでもうスマホで撮ってるのとは違う、ちゃんとカメラで撮ったんだなあ感じの成果物が出てくるように。暗いところでも撮れる」程度の認識だとだいぶもったいない(と思う)。
値段はピンからキリまで、具体的には3000円~60000円くらいまでかなり幅があるのですが、必要な機能を見定めてやれば案外お安いのでもバリバリ第一線で使っていけちゃうものです。
選ぶときに重要視したいのは何点かあり、
・ヘッドが2軸回転できるもの
・オフカメラ(カメラから分離して)で使えること
・オフカメラ時の発光がワイヤレス制御できること
・ハイスピードシンクロができるもの(←できれば
逆にあまり気にしないでいいこととしては
・メーカー純正品であること
・充電式(乾電池を使わないで専用バッテリーを使う)
・TTL調光対応
・自動バウンス機能 。。。。とか。
このあたりに注目して選んでやるといいんじゃないかなあと思います。
ちなみに最初に手を出すのにおすすめなのはこれ↓
マニュアル発光しか出来ないシンプルな機種ですが上記の要求を満たしてくれて、比較的安価でそこそこ頑丈で重宝しています。いろいろおまけついてきますけど、あまり役に立たないと思うので安くて配達早いの選べばいいと思います。あと、こいつは物理的に取付部の形状が違うSONY用以外各メーカー共通なので、知り合いと貸し借りしやすいのも強み。
一緒に使いたいライティングアクセサリはありますが、それはまた別の機会に。
■簡単操作で印象激変 Lightroom
オススメ度 ★★★★★
使用率 ★★★★★
費用対効果 ★★★★★
Adobe Photoshop Lightroom
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html
言わずとも知れた画像編集用ソフト。Photoshopの弟分みたいなもので、写真の現像に特化した現像用ツールといった感じ。
めちゃんこ便利です(この辺については今度書きます・2回目)。画像編集というと「失敗のごまかし」みたいに捉える人もいるみたいですが、自分は素材の味を引き立てるための調味料って感じに考えてます。家系に胡椒振ってニンニク入れたいじゃん、せっかくなら。
月額1000円くらいからで使えるので、ラーメン1杯、タバコ1箱、ビールは4本、飲み会0.33333回、ソシャゲでガチャ回すのは.....ちょっと我慢したらこっちのが安いです。超推し。
■持ってて安心 予備メディア・バッテリー
オススメ度 ★★★★★
使用率 ★★★★★
費用対効果 ★★★
むしろ一番最初に調達しておいたほうがいいかもしれないレベル。メディアが一つだけだと、撮影中に容量が一杯になる、急にメディアが不調をきたしてデータが飛んでしまったら、そもそも家にメディアを忘れてきたら...等様々なアクシデントで一発アウト試合終了になってしまうので(すべて過去に実際に経験した話です。)、2つと言わず3つくらい用意して、予備のはカメラバッグに常に入れっぱなしにして家でも出さないくらいにしておくと結構いいと思う。SDカードとかいま結構安いですしね。
バッテリーも、ライブビュー使ったり動画記録したりすると結構すぐ無くなっちゃいますのでね。持ってて安心に越したことはないです。
■なんかいい感じのカメラストラップ
オススメ度 ★★★
使用率 ★★★★★
費用対効果 ★★
完全に個人の感想だけども、大体付属してくるメーカー名とか機種名ドドーン!と入ってるやつ、基本的にあんまりかっこよくねえなあって感じなのでなんか良さげな好みのに変えてやると「自分のカメラ!」ってわかりやすくもなりますしいいんじゃねえかと思います。色とか素材とかもう完全に個人の好みだけど、長さはたすき掛けにできるくらいのを選ぶと便利と思う。
最初から無くてもそんなに困らないぞ群
■意外と変わらなくて拍子抜け 単焦点レンズ
オススメ度 ★★
使用率 ★★★
費用対効果 ★
多分機材を買い足すとしたら多くの人がまっさきに思い浮かべるのはレンズ。特に単焦点レンズはこいつにすれば高画質!ボケがすごい!ちょっと上級者っぽい!みたいなイメージで安直に手を出しがちに思います。
ポートレートと言えば85mm!標準レンズは50mm!とそのあたりに手を出す人が多いかと思いますが、このあたりのレンズって最初に付属してきたキットレンズと焦点距離が被ってるんですよねえ...多分、ファインダー覗いたり撮ったの見返しても、あれ、なんか今までとあんま変わんねえ....みたいになると思います。
あとは、なにしろズームが出来ないので、自分がこれ以上寄れない・下がれない時にレンズでどうにかするってのが出来ません。室内で撮影して、画面からはみ出るのに下がれない...ってのを一度経験しちゃうと、結局もとのズームレンズばっかり使いがちになるような話なんてのもとてもとてもよく聞きます。
使いこなすコツは色々ありますし、いいところも沢山なんですが、まず最初に、てアイテムじゃあない。自分で次になにが必要なのかわかるようになってきてから位で買うのが丁度いいと思いますネ。
■やたら凝った感じのライティングアクセサリ
オススメ度 ★
使用率 ★
費用対効果 ★★★
Amazonとか見てたり、中古店でジャンクで転がってる面白そうなのとかイカツイのゴツいの等を安易に買いまくるのはやめましょう(自分への戒め)。
全然使わねえ。保管にも場所取るし、でかいのは何しろ取り回しが最悪、運搬も面倒。
・・・たまにピンポイントに役に立つこともあるんですけどね、最初から買う必要はこれまたゼロです。
■防湿庫
オススメ度 ?
使用率 ?
費用対効果 ★★★
カメラを保管するなら防湿庫に入れろ!てよく耳にしたり、店でも結構売り出してたりするんですが自分は大体部屋のどっかにほっぽり出してでおしまい。これで今の所カビが生えたとかはないので、変に落としたり踏んだりしない位置に保管すれば問題ないと思われます。かばんの中に入れっぱなしとかジメジメした押入れやタンスの中に入れるのは流石にやめたほうがいいと思う。
あと、自分が関東在住なんで実際に被害を被ったことはないのですが、冬期に積雪があるような日本海側とかだと結構重要というか、部屋の中置いといてカビるとかあるみたいなんで... 結構大事なのかもしれないです。
おわりに
なんとなく思いついたままに個人の主観でまとめてみました。捉え方は人それぞれなので異論しか無いと思われますが、人にすすめる順はだいたいこんな感じでやってると思います。
この他にもなんかあったほうがいいアイテムとか思い出したりしたら追加する、かも。
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