ChatGPT(Plus)備忘録:ABC分析サンプル用データ作成テスト

具体的に仕事に応用してみるべく、業務に近いデータの作成テストを依頼してみる回。
実データがあればいいものの、手元にはなく。かといってちょうどいい具合のデータがネットに落ちているわけでもない。
そんな時は、自動生成してくれるGPTに頼ればいいじゃない。という思惑。

ChatGPTにABC分析用のサンプルデータを依頼してみた。

【入力】
# 役割: あなたは[サンプルデータ制作者]です。
# 依頼事項: ABC分析用のモデルデータを作成したいと思います。以下の条件に合わせて分析見本を作るためのサンプルデータを出力お願いします。
#条件 :
商品数:20 商品名:ファミリーレストランで提供されているメインディッシュの料理名
売上高:各商品ごとにランダムで生成した値。ただし、全合計が30万になるようにする。
出力形式:テーブル形式

不足している情報があれば回答しますので、何でも質問してください

【出力】

商品名や、売上高のデータをいい塩梅で考えるのが大変だったので、これを自動でやってくれるだけでありがたい。
売上高の合計が418,000になっているのはご愛敬か。
どうやら計算はうまくはできないみたい。

そのまま、ABC分析用の列も作成依頼してみる。
出力したテーブルに名前を与えて、変数的に引っ張り出せるようにしてみるテストも。

列の挿入はできた。計算はうまくできているように見えて、累計売上割合が100%超えてしまっているのでアウト。最初に指定した30万が効いているようだ・・・
ABC判定はAグループの閾値が低すぎる気がするので、このあたりは指定が必要かも。
売上高が降順に並んでいないので、このあたりも不完全。

計算は一回あきらめて、データの降順並び替えだけを依頼してみた。

今度はうまくいった。ここまで出来れば、あとはエクセルでチョロっと式を入れるだけなので、十分作業は効率化できている。

今回の目的は、まんべんなく売れているデータと、特定料理が集中しているデータのABC分析を見比べることだったので、対比させるためのデータも出力してみる。

上位3品に売り上げを集中させる。というデータの書き換えは成功。
が、4品目以降の売上高データの書き換えには失敗。

誤りを指摘すると、今度は売上データをきちんと書き換えてくれた。
が、合計を78000に収める。という部分は失敗。
やっぱり足し算は苦手っぽい。

売上高の合計値は異なるけど、ABC分析の場合累積%で判断するのでグラフ化するうえではあまり支障なし。
十分使えるデータを作ってくれてありがとう!という感じ。

今回の学び

1.サンプルデータの生成は可能そう
2.テーブル形式のデータに対し、項目の追加挿入はできる
3.生成したデータに名前を与えて使いまわすことが出来そう
4.データの降順並び替えなどもできる
5.ただし、計算は苦手。(ある程度の足し算はできる?)

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