0011-(第四部)

第11話 人類とは何者なのか?
 人類は偉大です。「居る」という、それだけで、太陽、火星、地球、月などがあり、宇宙があって動いています。雲が流れ、火山が噴火します。人類が居なければ太陽系も銀河系もありません。存在が「認識」されないからです。
 人類は稚拙です。太陽、火星、地球、月や宇宙が何であるのか、仮設を立てて都合の良いデータだけを突き合わせています。未だに「謎」のまます。生きて「種」を後世に繋ぐために生まれていながら、殺し合おうとします。
 人類は野生を捨てて凄い「文明及び文化」を興しました。自然を超えています。しかし、その背景をなす「英知」の発展段階は低いままです。

第12話 聖書は科学の粋か単なる神話集か?
 「創世記」(BC550ころ)によれば、ノアの大洪水以前の地球には、上空に分厚い無色透明の「水蒸気層」があって、オゾン層を押し下げ、生物に有害な宇宙線、太陽風、紫外線、赤外線、寒暖風雨などを吸収していて、地上は明く、安全で、温室効果があって、季節や緯度に関係なく年中温暖で、雲も降水もなく、気圧は今の2倍以上、地下には膨大な地下水層があって常に随所に泉が噴出して川が流れ、年中多湿で、生物は巨大化しました。メタセコイヤなどの永久に枯れない「巨大植物」が大繁茂して空中酸素は30%以上(今21%)、マンモスや恐竜などの永久に死なない「巨大動物」が食うに困らず大繁殖しました。人は、身長が2m以上あって「何百歳」までも生きました。

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