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No.108【令和4年6月定例市議会一般質問通告書を提出しました】

今月14日㈫に令和4年第2会対馬市定例市議会が開会します。3日㈮に市長宛て以下の通り一般質問通告を行いました。

今回は、議会には何の説明もなく昨年度末3/31にいきなり議会活動用タブレットに送られて来た『対馬市観光振興推進計画』の内容を総点検します。

質問通告に先立ち、島内外の観光関連事業者や学者及び観光関連部署を経験された元行政マン等約30名に『対馬市観光振興推進計画』について、ご意見ご感想をお寄せいただくようお願いしたところ、約半数の方々から大変貴重なご意見ご感想を賜りました。誠にありがとうございました。

小職一般質問日は、6月17日㈮10時からになると思います。お時間が取れる方は、対馬市catvで生中継されますのでご視聴くださいませ。

なお、本日厳原で明日比田勝でそれぞれ支援者を前に一般質問リハーサルを行う予定です。一般質問前日まで、皆様からのご意見を賜りつつ、対馬市の観光振興に資する一般質問となるよう努めて参りますので、ご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


【一般質問通告内容】
対馬市観光振興推進計画内容の総点検について


Ⅰ.対馬市観光振興推進計画に掲げるビジョンの確認について
⑴本編p.11には上位関連計画である“対馬市観光再生ビジョン〜韓国インバウンド一辺倒からの脱却〜(2020年1月)”の概要が掲載されている。また、概要版では韓国人観光客と言う単語が全く出ていない。
国内誘客に力を入れるというのは理解できるが、韓国人観光客が来た時の対応が記載されていないように感じられる。国が外国人観光客の入国緩和を進めているなか、韓国人観光客への対応をどう考えているのか。また、韓国人観光客誘客に対する市民の意見の趨勢をどう捉えているか答弁を求める。


⑵p.33に、対馬観光のコンセプトとして「日本の始まりに出会う、源(みなもと)の島。」が掲げられている。一体どうしてこのようなコンセプトにしたのかについて答弁を求める。
また、「日本のルーツ」という表現をp.35とp.40に使用されているが、対馬が「日本のルーツ」と発信する根拠(エビデンス)は何なのか、これが指す意味は何か、答弁を求める。


Ⅱ.当該計画が対馬市全体の取組みに特化していることについて
⑴対馬市の面積は広大で、島の津々浦々で歴史や風土あるいは文化も異なる。地域別に戦略を変える必要もあると思うが、どのように考えているか、答弁を求める。

⑵現在最上位計画とされている第二次対馬市総合計画後期計画では、観光に関連する計画として“「北の玄関口」地区まちづくり協働プラン”“中対馬未来づくりアクションプラン”“厳原南部地域アクションプラン”が掲載されている。また、地域マネージャーが各担当地域をサポートしつくりあげられた“地域づくり計画”も存在する。これらの計画との整合性が取れているのかについて答弁を求める。



Ⅲ.PDCAサイクル(計画作成→実行→評価・分析→改善)の実効ある展開について
⑴p.46に「事業進捗状況報告会の開催を検討する」との記載があるが、実施しないこともあるとの意味か、答弁を求める。


⑵p.45に「対馬市観光振興の推進体制については、対馬市の観光を支える事業者・市民を中心に据え、(中略)一体的な支援を行う体制づくりを進めます。」と記載されている。
私のところにも、市民からさまざまな疑問が寄せられている。
この計画の「はじめに」にも、本文中にも「市民を中心に据える」という表現が使われていて、この理念は高く評価するところです。ところで、議会は報告を受けていないがしっかりと市民への説明と理解が進められていると理解して良いのか。
そもそも、「市民を中心に据える」とは具体的にはどのようなことを実施するのか、答弁を求める。

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