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No.261【寿都町片岡町長から対馬市議会への書簡に対する『子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会』の抗議文】

7月21日㈮請願審査特別委員会において「寿都町町長と神恵内村村長から、文献調査受け入れに伴うメリット及びデメリットについて記載した文書をの提供を依頼する」と、船越委員長より唐突に提案されました。
小職は、「推進派が発信する情報のみを委員会で披露するのは、姉弟喧嘩の後で親が片一方の子の言い分のみを聞くのと変わらないくらいナンセンスだ。そもそも書簡送付依頼は不用だ。2自治体の首長の意見を聞くのであれば、少なくとも、当該自治体で反対運動を展開する団体等からの意見もお寄せ頂き披露すべきだ。」と抗議しましたが、ムベもなく採決で否決されました。

先日、学識経験者参考人として請願審査特別委員会へお越し頂いた原子力資料情報室高野聡研究員に、寿都町片岡町長から対馬市議会初村議長宛の(最後から2枚目と最後の)文書を託しましたところ、寿都町の反対派町民の会は寿都町片岡町長へ以下の抗議文を8月13日付けで提出されました。

この抗議文書からは、寿都町の反対派町民の憤りが伝わって参ります。音読していると涙が出るほど思いが伝わって来ました。
対馬市議会が、寿都町片岡町長等に意見を求めたせいで、増々寿都町の分断が深まる素をつくってしまうことになり、大変申し訳無い気持ちでいっぱいです。寿都町の皆様、心より深くお詫び申し上げますと共に、対馬市民へのお気遣いも頂いた抗議文の内容には、敬意を表さずにはいられません。厚く御礼申し上げます。

👇子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会』facebookから転載
【抗議文を提出しました】
令和5年(2023年)7月31日に寿都町長は、対馬市議会議長 初村久藏氏宛に「特定放射性廃棄物の最終処分場誘致に係る文献調査に関する意見について」という文書を提出しました。

この文書に記載されている内容は、寿都町で起きている現状や町民の認識とは大きくかけ離れているものであり、到底納得できるものではないと考え、8月13日付けで作成した、当該文書の内容を撤回し、謝罪のための抗議文を、本日14日に町役場へ提出いたしました。

この投稿には、抗議文提出の大元となった、対馬市議会議長 初村久藏氏宛「特定放射性廃棄物の最終処分場誘致に係る文献調査に関する意見について」文書について、対馬市議会から情報公開されたデータ(後に付いている2ページ物の写真)と共に、当会が町へ提出した抗議文のデータ(前に付いている4ページ物の写真)を共有します。(事務局)

《寿都町片岡町長の対馬市議会への書簡》

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