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No.283【①こどもの自己肯定感が増している②教職員が①には大きく寄与している③夢を持つこども割合が減っている?】執筆
また、寺西隆行氏のfacebookから引用とそれに関する感想についての拙稿です。
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〘読後拙稿〙
『成功したかどうか』は他人の評価に依拠されやすい。一方で、『幸せかどうか』は本来他人からどうこう言われる筋合いなく、自分自身の価値観に委ねられるべきものだと私は認識しています。
『悩み』解決の手法として以下の手法があり、医療において⑴が偏重されてきた。今後は⑵への移行をケース・バイ・ケースで移行させるべきとの村田理論という考え方があるそうです。
⑴客観を改善することで悩みの解決を図るキュア的思考。
⑵客観的現状を受け入れた上で、その中でいかにより良く生きるかを模索する。つまり主観を客観に近づけようとするケア思考。
学校教育の本旨の一つは、現在はもちろんこどもたちが将来『悩み』に遭遇した際に、それを解消(小さく)できる資質と能力を身に着ける支援をすることもあるのではないでしょうか。
そういった意味では、こども達の《自己肯定感が上がっている》ことは、評価に値すると思われます。
それを《向上心が足りない》とか《覇気がない》などと、大人達の時代の価値観で批判的に論じることは慎むべき面もあるのではないでしょうか?
ところで、こどもたちにとって“夢”とは、“将来なりたい職業のこと”と大人に刷り込まれて来たことは否めないと思います。(コメント欄2015年2月対馬市少年の主張大会比田勝中学校Nさんの発表をご参照下さいませ☺)
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AIやRPAが発達・普及して将来的に存在し続ける職業は何なのか大人でも想像がつかない時代となっていることは、こどもたちも肌で感じているのではないでしょうか?
そういったことからも、今回のような“夢を持てていないこどもの割合が増加している”というアンケート結果が出ているのではないでしょうか?
“経験を活かすことは大切”だけど自らの価値観や“経験知を他人に押し付けることは害悪ともなる”と大人は認識することが求められていると思います。
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