彼ぐらい音楽理論をよく熟知した上で自由に低音域を行き来できる人を僕は知らない
彼の演奏はその人柄と同じように温かく、ときにアグレッシブになる演奏も素晴らしかった
低音をどうしても弾いてしまう僕との距離間も絶妙だった
彼がいない世界が考えられない
彼がいない世界を信じることができない
しかしどうやらそれは現実のようだ
そんな時間を過ごすことになるなんて
そんな時間がいつまでも続くだなんて
空は青いのに
そんな時間がこれからも続くだなんて
死は生の中にあり生は死とは切り離せない
しかし僕はそのことを
結局のところ言葉だけで受け止めていたのかもしれない
今日と呼ばれる日がまたやってくる
PRAY(Fl, Vn, Va & Piano)
https://youtu.be/d2fZEZ6T7v8
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