藍色の空に

流れる雲を追い

先に散った花の面影を

雲の波間に見つけ

かの人の愛を

切なく 遠く

暖かな眼差しを

この肌に感じ

藍色の空を駆ける

津波のような風に身を任せ

もう

この世界で再会を待つことに

何の未練もなくなってしまった

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