服にキャンディがついた時の対処方法
どうもぽんきちです。
ぽんきちはここ1年ほどクリーニング屋の店員をやっているのですが、ここでは家庭でもできる簡単なシミ抜きの方法を紹介していきたいと思います。
題して「服にキャンディがついたらどうする?」
小さなお子さんのいるご家庭ですと、比較的キャンディが服にくっつくトラブルは多いかと思います。
シミの原因がキャンディだとわかっていれば落とすのは簡単ですが、気づかないとそのまま洗って他の衣類にも付いてしまうことがしばしば。
お店的にもキャンディがついたまま洗ってしまって、他のものと一緒にシミだらけになって持ってこられる、というのはたまにあり、そうすると余計にクリーニング代がかかってしまうことがあります。
対処方法を結論から書いていきたいと思います。
1.お湯につける
2.歯ブラシで汚れの箇所をこする
キャンディについては、私の知る限り、これが最も確実な対処方法です。
キャンディは主にグルコースが主成分で、これは冷水で洗うときには水分に溶解しにくいのですが、温水につけることでキャンディのグルコース分が水に溶解し、繊維の一本一本もゆるみ、キャンディの分子間力も高まって取れやすくなります。
そこにブラシによる力が加わることで簡単にキャンディを落とすことができるのです。
ただし、水洗いできない繊維の場合は、お湯で洗うことができないので、クリーニング屋さんに頼んで溶剤で落としてもらう必要があります。
ですがクリーニングにおいて、シミ抜きとクリーニングは基本的に別の工程です。
そのためクリーニングにおいては、シミ抜きの料金が別途かかるケースが多いようです。
ですがこれを知ったあなたなら、お湯と歯ブラシを携えてシミを落としてみようという気になったのではないでしょうか。
もうこれで、キャンディをポケットに入れたまま洗って失敗しても大丈夫。
ただし、水洗いできる繊維に限りますので、タグの洗い表示を見て、水洗いができるかをよく確認してからやるようにしてください。
もしできないお品物の場合は、無理せずクリーニング屋さんに持ってくるようにしてくださいね。
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