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「好き」を「お金」に変える心理学 メンタリストDaiGo ⑲Audible
生活や人生をより楽しくする心理学をかみ砕いて、実践的に解説してくれるDaigoさんのAudiable 版を購入してみました。オーディオブックは、他のことをしながら聞けるし、速度を変えることができるのもいいですよね。DaiGoさんの文章もわかりやすく、聴きやすいです。
私の印象に残ったことをまとめてみました。
1.「好きなこと」っては何か?
好きなことの定義の一つは時間を忘れて没頭できること、やってて幸せと感じられること、です。その好きなことを続けるために「お金」や「自由な時間」が欲しい、と思えるかどうか?
私にとっては、書くこと、お茶や着物、本、写真、音楽をやってるときが幸せ。そのためにもお金と時間が欲しい、と思ってます。
本来、そうした好きなことはお金に変えられる可能性があります。「好きなことがわからない」という人の「好きなことの見つけた方」も書かれています。
2.「何ができるのか」を知ってもらう
好きなことをお金に変えたい場合、まずは他の人に「何ができるのか、何が好きな人なのか」知ってもらわなければいけません。「あっ、そのことだったら、あの人に聞いてみよう、頼めないかな?」と思い出してもらう必要があります。
そのために「自分はこんなことが好きで、こんなことができる」と伝えることが重要なんだけど、この自分ができることを伝えるのが、苦手な人も多いんじゃないでしょうか。私はまさにそう。
私の場合は、着物とお茶が好きで、着物も基本的なお茶道具があるので、カナダで着物やお茶の楽しみを体験してもらったり、紹介することができます。日本からの旅行者にも、カナダで着物で街歩きや森や海で野点を楽しんでもらい、それを写真に残す、「一味違ったカナダ旅行の思い出」のお手伝いができます。なんて言ったらいいのかな。
こんな風にとりあえず、できることを恥ずかしがらずに人に伝えていくことが第一歩なのです。
3.「好きなこと」と「お金」の関係
お金と幸福感は密接な関係にあります。お金の使い方は大切です。お金の使い方は自分の好きなことに集中させるのが基本。
①自分なりのものさし・価値観をもつ
他人がつけた値札の金額でモノの価値を判断するのではなく、自分にとっていくらの金額か、で判断する価値観です。安いから買うのではなく、妥当な値段だから買う、高いから価値があるのではなく、高くても自分にはそれだけの価値はない、金額な高いがそれ以上の価値がある、など。
②自分より他人に使う
実は他人に使っで喜ばれた方が、お金の使い方の幸福度も上ると言われています。人は何かをしてもらうと、返そうとする返報性の法則があります。人を助けて人に助けてもらう。もちろん、これはお金に限ったことではありません。
ただし、ちゃんと返そうとする人ばかりではありませんから、そんな人に利用されないことも注意です。
③再投資する
DaiGoさんは「好きなことをお金に変えるしくみ」を渦巻状の無限ループを作り出すと言っています。その無限ループを広げていくために得たお金は、再投資する必要があります。具体的には、自分の能力アップ、サービス向上、チーム力アップ、時間を買ったり、機材の購入、働く環境を良くするためです。現状維持では、発展しないばかりか、競合が厳しくなる中で衰退となってしまいます。
4.好きなことをお金に変える覚悟
好きなことをお金に変えるには覚悟が必要です。好きなことをお金に変えることに成功している人は、好きなことをし続けるために、好きなことがお金に変わる何かにできないか?を常に考えています。お金に変わるのは、誰かが喜んでお金を払うからです。
好きなことをお金に変えている人は、発展するにしたがって、できることが広がり、より楽しく、オモシロくなることを体感しています。
好きなことの延長にお金があります。贅沢をするために好きなことを利用するのとは違うのです。
「好きなことで食べて行けたらなぁ」と漠然と思っている方も実際に実践中の方も気楽に聴けて、参考になる一冊だと思います。おススメ!
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